2017年11月21日

Yちゃん、ゲスト講師に向かって暴言を吐く。

Yでございます。

本日の札幌は、冬らしい冬。
街中がスケートリンクみたいになっています。

しかもですよ?

それは温かくなったから、のアレではなく、
圧雪アイスバーン(もしくは、オードリー・ヘップバーン)からの〜、
の、つるりんこ、でございます。

冬!

Yの、大好物でございます。

ただ……。

明日のS.PLOUNGEでお越しになる三花先生。
飛行機はおそらく大丈夫なんだろうけど(新千歳空港の除雪隊は世界一)、
このつるつる路面。大丈夫かなあ。

でも、そんなつるつる具合も、楽しんでいただけたら、と
しみじみ思うYでございます。

あ、明日の三花先生によるS.PLOUNGEは、
関西から空輸されてくる万葉のお花と、
お皿とキャンドルを使うクリスマスアレンジです。

お申込み忘れの方は、いらっしゃいませんか?

Yの独断で、飛び込み大歓迎にしちゃいます!
迷ってた方、忘れてた方、急いでお申込みください!



さて。

今日のブログはいわゆるひとつの「どうでもいい話」。
ですから、執筆者としては
「あ〜、読んでも読まなくても、どーでもいいから」です。

しかも長い。

ただし。

内容はスキャンダラスかもしれません。
ですから、そういうのがお好きな方、おひまなら、読んでね。


11月7日に掲載したブログ記事で、

Yは「主催者スタッフ」として、
もしかしていちばん言ってはいけないことを、
先生に申し上げたかもしれません!


という一文があったのをご記憶の方は、まさかいらっしゃいますまい。
もしも覚えておいでなら、それはYのことが大好きな方。

かどうかは、知らない。

……ただ、まあ、自分自身の、あの

やっちまった!

そう。

あの「やっちまった感」といったら、もう。

脳内を、しかも左回りで
「やっちまった〜、やっちまった〜」というフレーズが、
グルグルするほど焦りました。

Yと言えば、

のんびり

おだかや

ずん丸く

どっしりと構え

デブ

だから、怒らない

……自分で書きながら「どうしたもんじゃ」と思いましたが、
そんなイメージで、みなさん接してくださっているかと思います。

確かに、人よりイライラしない方な気がしますし、
もうひとつの職場でも「ガツン!」と言えないのが悩みです。
「言いたいことが言えない」というよりも、
「つべこべ言わずにとっとと、やれ!」と叱れない、ということです。
相手に不満を吐き出させたうえで、「でも、やんなきゃだよね?」と
諭していくタイプの指導、というか。

ネガティブな感情などがないわけではありませんが、
寂しさ・悲しみ・不安・心配・やるせなさ、のようなものに一直線で、
正直なところ「アンガーマネジメント」は必要ないかな〜、
くらいのことを感じています。

怒れないタイプ。

そんなYが。

北原先生の講座の最後、
みんなで感想をシェアする際に、
北原先生に「チュウさんは、どうやった?」と問われました。

ちなみに北原先生、ワタクシ「中の人・Y」のことを、
「チュウさん(中さん)」とお呼びになります。

で、です。

ここからです。

こちらの席から見学をしていて、
正直なところ、ずっとイライラしていました。

それで気づいたのですが、
私は本当に会話というか、
「話す」というコミュニケーションがが向かない、
というか、
大嫌い、なんだな、ということを、
改めて確認しました。

……ひどくないですか?
少し時間が経ってしまったので、そのままではありませんが、
Yは概ねこのようなことを申し上げました。

Yは参加者じゃありません。
主催者側の「丁稚(スタッフ)」です。

言い切ったあとで

ドヤ!

ってなってました。

ゴラァ!

でもいいです。

あり得ません。

自分の内側に少し残った「理性さん」が、
ものすごく慌てているのを感じました。

でもY、発言の直前のほんの一瞬に
「言ってしまえ」と思ったのです。


言い方はあんまりですが、
正直な気持ちであることには変わりありません。

Yは本来、
ひとりでアトリエにこもって黙々と作業を続ける職人タイプです。

美容室での雑談も雑誌を読んだり、居眠りで乗り切りますし、
妙齢の女子の集まりや「●●会(宴会)」は、
さまざまな方法で欠席しようと試みます。
電話も大嫌いですし、
「Yちゃん、だぁ〜い好き♪」と、
境界線のようなものから侵入されるとフリーズします。

人嫌い、というのとは違うのですが、
一般の人よりは、ひとりの時間がとても必要、という体質です。

その影響なのか、
「書いて伝える」ということは、苦ではありません。
文章を綴るほうが、Yにとって、声や表情で会話をするよりなのです。

ただしYも46歳。

「いいふりこき」な意識や、
仕事上、やむを得ずリーダーのような立場にいなくてはならなかったり、
文章でコミュニケーションを取りたいと思う人の方が少ないなどから、
「話す」という技術を磨かざるを得なかった。

そして今のYがいる、というわけです。

暴言を吐いた11月のアタマの前、
10月はYにとって、ちょっと異常なほど「話す必要」や、
「境界線を越えた関わり合い」を求められるような日々でした。
もうひとつの職場で、ちょっとした事件が立て続けに起こり、
「人事教育担当(なんでや)」であるYは、
実に多くの人と、ひたすら話して、話して、話して。

挙句の果てには、いちばん嫌だった「接客」までせざるを得ない事態に。

しかも、見栄っ張りなのが災いしたのか、
その「接客」が、また「よくできました」だったのです。

これは一見いいことですが、
「裡(うち)なる自分」からは完全に逸脱しています。

人と多く話さざるを得ない、対面せざるを得ない状況が続くと、
「書く」モードに入りずらくなります。

実はこの10月。

いわゆる「本業」で「書く」モードに入らなくてはならず、
だが、できない、というストレスもかかっていました。

また講座直前に、ちょっとしたアクシデントがあり、
Yは大変「こんな状況は、いやだ!」みたいなことに追い込まれていたのです。


暴言を吐いたYに対して、北原先生は、
とても上手にまとめてくださいました。

Yが受講生ではなく、のちにレポートを書くために見学をしているということ。
※学びをダイレクトに受け止めるのではなく、第三者としてその光景を見る必要がある。

コミュニケーションの手段はさまざまで、
対面し、声による言葉を交わすことのみがコミュニケーションではないこと。

そんなことをおっしゃり、
みなさんからの「ふむふむ、なるほど〜」を引き出してくださったのです。

Yは脳内で「やっちまった〜」をぐるぐるさせながら、
「なんで、やっちまった?」と思いました。

東京ヤクルトスワローズのファンクラブ名誉会員である出川哲朗氏のごとく、

ヤバいよヤバいよ〜 ヤバいよヤバいよ〜

です。

結論はすぐに出ました。

聞き手が、北原先生だったからです。

Yには抱えていたストレスを、なるべく早く吐き出す必要がありました。

傾聴の技術は弘絵さんも素晴らしいものがあります。
ですが、関係性の距離が近いため、弘絵さんに感情をぶつけるわけにはいきませんでした。

Yはおそらく、野性的な勘で、北原先生を選んだのだと思います。

「この人に、甘えちゃえ」と。

あとで考えてみると、
北原先生はうつ病からの復職を目指すリワークのカウンセリングなどもされています。
「北原先生なら、Yの暴言など、屁とも思わないだろう」
という打算のようなものが働いた、というのか。

会話というコミュニケーションでは「観察」が重要です。
言葉そのものを受けとめるよりも、
その言葉を発している人間を丸ごと観察し、判断していく。

北原先生はこのプロフェッショナルです。

他の人ならYの暴言でイヤな思いをしたり、傷ついたりするかもしれない。
でも、北原先生なら暴言を吐くYを客観視し、
「受け止めながら、傷つかずにいてくださるだろう」ということを、
そのときのYは期待したのかな、と思うのです。

北原先生はYの暴言を「ひとつの個性的な意見」として
S.PLOUNGEの時間では取り上げてくださいました。

その一方で、後日、弘絵さんに連絡を取ってくださったのだそうです。

「チュウさん、何かあったんかな?」と。

弘絵さんは折に触れYのボヤッキーを聴いており、
暴言の背景を理解してくださっていました。

ですので、北原先生からの問いかけに、
「実はね」とお答えくださったのだそうです。


感情そのものを「暴言」にのせて吐き出すことで、
Yはしゅるしゅると浄化されてしまったようです。

さまざまな不具合は時間とともに解消され、
職場でのトラブルについても、一応の決着を見つつあります。

Yという者は、本当に、
人と機会に恵まれているな、と感じます。

北原先生、あの日は本当にごめんなさい。
でも、おかげさまで今日も元気にしております。
28日の外部セミナー、楽しみにしております。

さすがに「みなさまも北原先生に暴言をぶつけてみませんか?」
とは言えませんが、
安心して、素直で正直に思いをアウトプットできる学びが体感できるのが、
北原先生の講座です。

次回の日程は未定ですが、
よかったらぜひ、ご参加くださいね。


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2017年10月24日

「学び」に疲れた人たちが、次に向かう場所。

こんにちは〜。

最近、ウッカリしまくりなYです。

もう
全面的に
ごめんなさい。

しかも、そのウッカリって、
なぜか弘絵さんにお願いされているお仕事で多く発生しており。

仮にこれが指導する立場から見たとしても、
「Yちゃん、ウッカリに気をつけてね」としか言えず。

……もう、ホントにごめんなさい弘絵さん。


さて!

Yがウッカリしてようがチャッカリしてようが、
S.PLANETからお知らせしたい、もろもろ!

S.PLOUNGE!

個人と組織を変える!
最新ソリューション(解決志向)コミュニケーションV
10/27(金)18:30-20:45 
講師:北原義昭 @ S.PLANET

クリニカルアート(臨床美術)で脳を活性化!
オイルパステルで、秋のオイシイさつまいもを描く
11/06(月) 18:30-20:45
講師:表谷明美 @ 札幌エルプラザ

季節を五感で味わう花活け
キャンドルを使ってクリスマス
11/22(水) 18:30-20:45 
講師:一谷美智子 @ S.PLANET

結果が出る! 自分が進化する! 部下が育つ!
「超」結果が出る手帳の使い方講座!
12/15(金) 18:30-20:30
講師:村上隆昭 @ S.PLANET

売上UP! 人財育成にもつながる!
方眼ノート攻略法!
12/16(土) 13:30-15:30 
講師:村上隆昭 @ S.PLANET

お申込み忘れはございませんか?
特に北原先生の講座は今週末に迫っております!

Yの独断で、まだ申込OKとします!

Yみたいにウッカリしてた方! お申込み間に合いますから!
ぜひぜひ! お申込み! くださいませ!!!



こっから先はYのいつものボヤッキーですので、
読み飛ばしてくださってかまいません。

 
先日「学び業界」にお詳しい方とお話をする機会がありました。

その方によれば、今、
特に札幌のセミナー・講座の集客は危機的な状況にあるとのこと。

これまでと同じアプローチをしていたら、全然集まらないよ、
というお話を、具体的な例を交えて教えてくださいました。
※これはセミナーではなくて、茶飲みお話。

そもそも「北海道人気質」のようなものなのか、
人気講師の「セミナーツアー」のようなものも、
最後まで空席があるのが北海道開催分。

ちなみにここで言う「北海道人気質」とは、
「ほがらかなあきらめ」のようなもの。

にっこり笑って「どうせ変わんないべや〜」という感じでしょうか。
それにしても、
最近の「学び人口の減少」は「異常だ」と感じるところもあります。
Yとお話をしてくださった方(ムッシュ(仮)とします)も、
「いや〜、この現象はどうしたもんかね、と思うがね」
と。

ムッシュ(仮)とお話をしていて、
ふと思うところがありました。

いっとき「セミナー」が「意識高い系」の人たちに、
すごく注目されたポイントがありました。

その後、「認定資格取得」をアピールし、
「認定講師」がわらわらと生まれました。

が、その講師の質はどうだったか。

そして講座を受講する生徒の姿勢はどうだったか。

「中庸」というゾーンが薄く、
「すごくいい」と「いかがなものか」の
二層にくっきり分かれた印象があるのです。

Yくらい長生きしていると、同世代の人たちの中には、
「××認定資格持ってるよ」と、
胸をバシっと叩いてドヤ顔をする人も多くなりました。
「講座もできるよ」と言うので、ふむふむと眺めてみると、
それはときに「?」というクオリティ。

Yも少し前まで自分の中に「セミナーブーム」が巻き起こっていたので、
いくつかの「学び」の席に行くことがありました。

同席している人と言葉を交わす場面もいくつかあり、
興味深くインタビューをしてみたり、観察したりするのですが、
中には「どうにも心配な人」「ちょっと疑問な人」という印象を抱かせる人も、
けっこうな数いたのです。

「面白かった〜」
「ね〜、面白かったね〜」

で、終わっちゃう人たち。

もちろん、それでいいんだと思います。

いいんだと思う反面、それでいいのか? とも思うわけです。

「受講する」という時間は、
「実践する」というステップに向かうための準備でしかありません。

学びを習得する、というのはインプットしたものをアウトプットし、
最終的には他者にキャッチしてもらうこと。
この「他者」には
「裡(うち)なる自分」や「未来の自分」も含まれていることでしょう。

でもね、ど〜も、学びを「ポーズのひとつ」というか、
ある種の自分の中にある「ドヤ!」の表現に用いていた人が多かったのではないかな、
と思うのです。

そこから勘違いが生まれ、テキストを読み、先生の話を聞けば、
「即実践できる」という解釈が生まれてしまったのではないかな、と。

「セミナージプシー」という言葉があります。

こう呼ばれる人たち、あるいはそう呼ばれることを恐れる人たちは、
きっと学びに対して「勘違いの解釈」をしてしまった人たちではないかな〜、
とYはうすらぼんやり思うのです。

ムッシュ(仮)は「学び」のプロフェッショナルですが、
面白い情報を教えてくださいました。

「コーチング」とか「NLP」とかいう言葉を使わずに、
コーチングやNLPを教えて欲しい、という要望が多くなっているのですって。

へぇ〜!!!!!

面白いなあ、と興味深く思いました。

ある種のムーブメントが起こり、
ファッションで学んだ人たち、あるいは、
自分を検証することなく「他者にすがる」ような思いで学ぼうとした人たちは今、
とても疲弊しているのだと思います。

「セミナー行ってみたけど、全然変わらないじゃん」

そんな風に傷ついている人たちが増えているようなのです。

ムッシュ(仮)は、そんな状況を踏まえて、
思い切った方法に出てみると、これまで減っていた受講生が、
わっちゃり戻ってきて、キャンセル待ちの人気ぶりに。

「学び市場」は、次の季節に移っているのかもしれませんね。

ムッシュ(仮)も、
「本気で学びたい人は、実践したい、やってみたいんだと思う」
とおっしゃっていました。

その点、S.PLOUNGEや弘絵さんの講座、
あるいは弘絵さんの仲間である先生たちは、
みなさん「実践重視」です。

大人数を相手に講義することもできますが、
どちらかというと、人数を絞り、安全な場所で、実践・実践・実践あるのみ!
という環境を提供される。

Y自身、
いっときに比べると「セミナー」に参加することがずいぶん減りました。
経済的な問題も大きいですが、
インプットが終わって、今のYはアウトプットの時期なんだと思うのです。

やってみる時期。

その検証のための「実践できる学び」は得たいなあ、と思うものの、
そういう「場」の提供が見当たらないので、行ってない、という最近のYです。

みなさんは、いかがですか?

学びへの興味・スタンス・あるいは傷のようなもの。

本来の学びって、時間を忘れるほど楽しくて、ワクワクするもの。

みなさんの「学び」の現状と希望について、
声を聴かせていただけると嬉しいです。



posted by splanet at 12:19 | Comment(0) | 日記

2017年10月05日

おもてなしは、芸術だ!

みなさま、ごきげんよう。
もう自分が誰だかわからなくなってきましたが、
Yでございます。

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テレビ朝日系列では『やすらぎの郷(別名:やすらがない郷)』が終わり、
トットちゃん』が始まりましたね。

ですので、玉ねぎ画像を貼っておきます。ハイ。

さて!

10月のS.PLOUNGEは北原先生の講座1コマ!

【S.PLOUNGE】10/27個人と組織を変える!
最新ソリューション(解決志向)コミュニケーションV
http://blog.s-planets.com/article/181106308.html

ぜひ、おっちゃんに会って、元気になってね♪

詳細・お申込みは、こちら!


最近、クローズドの企業セミナーのお手伝いをしておりましてね。

接客のようすをビデオ撮りする、というもの。

夏くらいから、たくさんの人たちの接客を見てきました。

お客さま役も参加スタッフがするのだけど、
これがマジで面白い!
ちょっとした上質のコントです。

清水ミチコさん・友近さんのネタや、
イッセー尾形さんの一人芝居を見ているようです。

というのも、
「クレーム対応」までいかなくても、
お客さま役は「ちょっとムムムなお客さま」を演じるからなんです。

江別ハイヤーの研修もそうですが、
「どっからそんな設定持ってくるの?」と
「うきゃー! いるいる!!!」ってお客さまが、
笑いを誘うのにちょうどいい濃度で演じられてるのです。

失礼を承知で言うと「クソつまんねー」ときもありました。

それは「教科書通りのお客さまと接客」のときで、
正直なところ、ビデオを撮るのも退屈です。

ただ、ほとんど「笑いで手が震えて手ブレが心配」なレベルです。

このような差が出てくるのはなぜか、というと、
「どれだけお客さまを観察しているか」ということに尽きるのですね。

Yがこの面白さを清水ミチコさん・友近さん・イッセー尾形さんに例えたのも、
彼らが素晴らしいアクターであるのと同時に「優れた観察者」であるから。
見学しているスタッフのみなさんは笑いをこらえながら、
「うわ〜、いるいる」とつぶやいていましたよ。


直近で行った撮影で、印象深いことがありました。
みなさんが、というよりも、これはYの中の発見だったのですが、
ご紹介しますね。

長文になっちまいましたが、よろしくお付き合いください。

Yはもともと「おもてなし」とか、
おいしいもの・素敵なお店、みたいのが

大 好 物

でして。

それが高じてホテル経営や接遇のビジネス書なども読み漁った時期がありました。

帝国ホテル・ホテルオークラ・リッツカールトン・山の上ホテル……。

貧乏なYは、それらに泊まったことはほぼないのですが、
お茶をしたり、館内を散策したりするのが大好き♪
日本の一流ホテルでは、そんなビンボーYちゃんでも快くもてなしてくれるのです。

お茶するだけでも、
高級なお蕎麦やさんで海老天そばを食べる程度のお金と勇気は必要ですが、
豚さん貯金箱を割ってでも行きたくなるのです。

で。

たまたま現場に行く途中、
図書館(大通カウンター)で借りた本をピックアップして、
移動中に読むことにしました。
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コミック帝国ホテル 120年の最高(Amazonにリンクしてます)

コミックだから、という理由で借りた本です。

何気なく読んでいましたが、道中、感動のあまり落涙してしまいました。


感動は

なまら、
かっけー!

って感じ。
もう、どの人物も格好いいんです!


そもそもの設立の背景。

ライト建築の意味と意義、それらがもたらしたもの。

シェフ村上の料理への情熱と後進指導の姿勢。

客室係としての目配り・気配り・心配り。

それらの「育てる」伝統の継承。


ほかにもモリモリ「落涙ポイント」はあるのですが、
まさか、これをこのタイミングで読んだことが、
Yそのものを変えてしまうなど、このときのYは思いもよらなかったのです。


現地に着いて、ビデオカメラで撮り始めました。
カメラのディスプレイを眺めながら、あれ? と思いました。

実はこの日のスタッフのみなさん、
Yが撮影してきた中でも、1位2位を争うほどの

接遇の達人ぞろい

お客さま役の人たちが繰り出してくる濃いキャラクターも、
これまで以上のクセの強さ。
困った人、というよりは「いるいる」「あるある」が強い感じ。

それを接客するみなさんは、粛々と、ていねいに接客していくのです。
そのレベルは実に「安定のクオリティ」。

素晴らしいものでした。

でも、なんです。

たまたま移動中に読んでいたマンガの影響なのか。

Yの中では、素晴らしさを感じる反面、

すごく物足りなさ

を感じました。

そのお店のスタッフとしては、実に素晴らしい。
安心してお買い物ができる。

「このお店で買ってよかった」

というレベルの接客ができる、というのは、
すごいことだと思うのです。

でも、なんです。

個人としての
印象が残らなかった。

正直、そう思った自分に驚きました。

で、次に気づきました。

例えばYは「盆踊りバレエ(比喩ですよ)」を習っています。

バレエもそうなんです。

おばちゃんヨチヨチバレリーナが先生に注意されるのは当然ですが、
すでに教師であるようなバレリーナ先生にも改善点はあるのです。

ピルエットという回転技があります。

片足のつま先を膝あたりにつけて、くるっと回転する技ですが、
初回では、まず回れません。

回れるようになると、
膝を開けだの、パッセ(膝とつま先)の位置を高く! だの注意を受けます。

で、それができるようになって、美しく1回転できるようになると、
今度は回転数を増やせ、と言われます。

どんどん、どんどん難しくなっていくのです。

で、テクニックがこなせるようになると、
「表現」について、徹底的にダメ出しがなされます。

できることが増えることで、楽になるはずですが、
どんどん厳しくなっていく。

でも、徹底的にそれらを磨き込んでいくことで、
「プリンシパル」「エトワール」と呼ばれる、
舞台中央で、花束を贈られる存在になれるわけですね。
(実際はもっと、もろもろあるのですが、おおざっぱには、そうです)

……例えが長くなりましたが、
最後にYの感想を伝えるまでの間に、そんなことを思っていました。

おもてなしに天井なし。

つまり、「芸術」と同じことなんです。

コールド(群舞)で満足するのも人生かもしれません。
でも、コールドであることをキープするのも日々の努力が必要です。

さらに、コールドからソリスト、プリンシパルというステップ。

このお店の
●●さんから
買えてよかった

そんなふうにお客さまに感じてもらえるスタッフになること。
お店の看板を背負いながら、個人としての価値を持つこと。
それがすべての販売接客をしている人たちの目標点なのかなあ、と感じました。

現在の場所で輝き続けるもヨシ。

「●●さん」という価値を保ちながら、
たくさんの場所の舞台を渡り歩くもヨシ。

そのお仕事は5分〜8分程度の邂逅でしかないのに、
無限の物語の一部なんだなあ、と思うと、
やっぱし感動しちゃうYなのでした。

みなさん、頑張ってくださいね!
応援してます!



posted by splanet at 11:42 | Comment(0) | 日記

2017年09月28日

Yちゃんのオータムフェスト参戦記

こんにちは!
「流しの事務員」「さすらいのお手伝い」中の人・Yです!

Y、肥ゆる秋。

おかげさまで順調に肥えております。

……どうにかならんもんか。

あ!

緊急のお知らせ!

S.PLANETイケメンファイル1の村上隆昭先生が、
12月15日(金)・16日(土)に

方眼ノートを
ひっさげて

来札されます!

詳細は後日! 
でももう、日程はぜひ手帳に記入しちゃってくださいね!

それと! 来年の話になりますが〜。

小川先生の来札の日程が変更です!
1週間ズレて、1/15(月)→1/22(月)になりましたので〜。

テーマはまだ決まっておりませんが、
個人的には「接客・おもてなし英語」だといいなあって思います。
もし、みなさんでご希望のテーマがありましたら、
どんどん! じゃんじゃん! お寄せください!


さて。
Yは順調に肥えておるわけですが、
肥えてまう原因のひとつが、

さっぽろオータムフェスト2017


いんちきダイエッターY、
これまでは全会場・全期間制覇してきましたが、
あまりに肥えていくので、今年は10丁目のみ参戦しました。

10丁目のテーマは

「Oh!ドーリファーム”お肉じゅっ丁目”」

……ダイエッター泣かせです。

公園の両サイドに肉屋が並ぶんですよ……。

自分の肉の処理にも困るのに、肉が……。

これ見よがしに……。

うまそうな匂いを流しながら……。

「いかがですか〜」の声と共に……。

そして、お店の内外の人たちの笑顔といったら……。

もちゃもちゃ言っても
埒があきません。

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1皿目。

牡蠣のローストビーフ巻きです。450円。

ノックアウトです。

ほどよく火が通った(多分)蒸し牡蠣に、
ひんやりローストビーフが巻かさって(北海道弁)ます。
いわゆる「ひやあつ」ですな。

Yはフォアグラというものをきちんと食ったことがあったか微妙ですが、
「ふしぎフォアグラ」のイメージです。

牡蠣の「ふわふわジューシー」に、肉の噛み応え。
肉と魚介のマリアージュです。

ご自宅でのパーティなどで供するのもおススメです。

KIMG3248.JPG

2皿目は、豚丼(ミニ)です。500円。

炭火で焼いた豚肉に、おまめは枝豆です。めんこいしょ?

やっぱり炭火で焼いているのがイイ!
たれも、おそらくみなさんが想像しているよりはさっぱりしてます。
甘じょっぱいのに、そこそこさっぱり、とゆーのが、
豚丼の王道のたれ、という気がしますが、いかがでしょう?

欲を言えば、肉がもう2ミリ扱ったら言うことナス! でした。

札幌でも食べられる帯広の名店(道産子企業・ベル食品プロデュース)
「いっぴん」の肉の厚さがあればパーフェクトです。

KIMG3249.JPG

3皿目。きのこ汁です。無料鴨肉トッピングで500円。

けっこうなボリュームと、アッツアツなおいしさ。

Yの貧乏グルメ舌によると、たぶん、鴨だしです。
その余った肉をトッピングしてくれたんだと思います。

お汁を口に含むと、一瞬「化学調味料?」って思います。
でも、たぶん違うと思うのです。

そのくらい、澄んだスープなのに、味が濃い。
きのこ嫌いには地獄のような、
でもYはきのこ大好き♪ なので、パラダイスな大量きのこ。

スープがなかなか冷めなかったのは、
おそらく鴨のあぶらっ気のせいかと思います。ありがてえ。
あれですね、ラーメンの背脂と同じ効果。

Yは1年分の牡蠣(フライを除く)を、
このイベントの期間中に摂取するので、今年は2コ、というのは、
ちょっと寂しい気もしますが、
今週末、ウォーキング講座のあと、
牡蠣の追加摂取に6丁目か7丁目に行っちゃおうかな〜。

というわけで、10年目を迎えたさっぽろオータムフェスト、
今週末9/30(土)まで開催してますよ!


以上、うまいもん食って肥えるなら本望だい!
と、思わないように慎重になっているはずのYがお伝えしました。
posted by splanet at 15:29 | Comment(0) | 日記

2017年09月21日

Y柳Y子さんを分析する。

みなさま、こんにちは。
Y柳Y子です。

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とまあ、先日、2連チャンで
「おいごらぁY、何さらしとんじゃい」
とお叱りを受けてもおかしくないような
「Y柳Y子」というキャラクターを生み出しました、
流しの事務員・さすらいのお手伝い「中の人」Yでございます。

改めまして、こんにちは。

あ!

先に、お伝えしておきます。

9/30(土)開催の
佐藤桔更先生のスパルタウォーキング講座!

開催は決定ですが、
今ならセミプライベートレッスンばりに受講いただけます!

お申込み忘れは、ございませんか?

営業や接客を担当されている方、
めっちゃおススメでございます!



ところでトップの玉ねぎ画像。
大人のみなさんはおわかりかと思いますが、
Yが敬愛する黒柳徹子さんの、
あの独特のヘアスタイルは「玉ねぎヘア」と呼ばれております。

名付け親は、久米宏さん。


Yとしては
「どうにもネタに困って……」てな記事だったのですが、
ありがたいことによい反響を多くいただきまして。

接客をお仕事にされている方から、
「初心に帰らなくては、と思いました」
なんて言われちゃったら、もう、Y、

有頂天、

この上ない、から!

ホント、ありがとうございます。
放置かつ褒められて伸びるタイプのY。
牛歩のペースで、死ぬまで成長してまいる所存でございます。

で。

反響をいただき、改めて読み直してみました。

【お悩み】お客様とは対等ですけど、何か?
http://blog.s-planets.com/article/180970239.html

【お答え】お客様とは対等ですけど、何か?
http://blog.s-planets.com/article/180970649.html

実はこの記事を書く「ネタ」は
いくつかのYの見聞きや体験が元になっております。
Yは現在、S.PLANETでの丁稚奉公(待遇はお姫さま)のほか、
市内某所のとある「お店を構える企業」で、
SNS番長系の業務に携わっております。

SNSとゆーか、情報やデータをほにゃららして、
みたいなことですね。

で、その企業、
以前にもちらりと書きましたが、
パートのおばちゃんであるYを「人事・教育担当」に据えるほど、
ある種の危機的状況にあるのです。

問題点はまあ、挙げてくとキリがないのだけど、
面白いくらいに、現在、企業が抱えている経営問題の縮図、
のようなことです。

コミュニケーションエラーが、
業務を滞らせ、生産性が上がらない。

そもそもYは「分析好き」なうえに、
「S.PLANETの丁稚」です。

「なんでこんな風になっちゃうのかな」と、
たいへん興味深く、ある種、当事者として、
そして「他者」として眺めていました。

いわゆる「上の人」あるいは「チビども」と話していくうち、
あることに気づきました。

いわゆる「上の人」、
ここには「としかさ」なYも含まれるわけですが、
部下を指導するときに

「つべこべ言わずに、やる!」

という発言が多いのです。
世代で区切ってもいいかもしれません。

いわゆるアラフォー以降とアラサー以下、
あたりで区切られるでしょうか。

しかしながら、いわゆる「イマドキのコ」である、
アラサー以下の層というのは、
まず理論から入りたがるようなのです。

なぜ、マニュアル以上の接客を
しなくてはならないのですか?

という疑問を抱き、回答を求めているのです。

それに対して

つべこべ言わずに、やる!

というのは、少し乱暴ではないかな、と、
「大人」と「チビ」の間で双方の話を聞きながら
Yは思いました。

大人は「なんでそもそも、そんな疑問を抱くのか」
という疑問やそこから派生する不安・不満(村上先生言うところの「解釈」かな)
が生じ、不安や不満の感情を混ぜながら指導することになります。

その感情をキャッチしたチビに、果たしていい影響が出るでしょうか?

大人世代も気の毒です。
今の大人世代は、チビの頃「つべこべ言わずに、やる!」と指導されてきました。
それを「是」として許容せざるを得なかった文化で育っているのです。

こうなってくると戦前戦後とか、日本の明治以降の、
みたいな精神論や文化論、
はたまた歴史や宗教観のようなものに派生していきそうなので、
このあたりでやめておきますが……。

Y柳Y子さんの「お答え」を書くとき、
Yは極力、そのテキストから感情を排して書きました。

「すったらこともわがんねーのがごらぁ!」という感情です。

日本の文化をまるでご存じない外国人に、
自国の文化を解説するような気分を心がけてみました。

もうひとつの「事務先」でも、
若いコの指導は、そのスタンスを心がけています。

まずは「外国人に自国の文化を紹介するように伝える」。

それだけでもチビちゃんたちの取り組みが変わり、
疑問や不安・不満を抱えっぱなしにすることなく、
こちらに伝えてくれるようにもなり、指導もスムーズになってきました。

もうひとつ、
「ねえさんズ」から、ほえ〜と思われるような
「ものの見方」をYは使っているようなのですが、
もう文字量が多くて怒られそうなので、今日はこのあたりで。

よい秋の1日を、チャオ。
posted by splanet at 11:59 | Comment(0) | 日記

2017年09月13日

【お答え】お客様とは対等ですけど、何か?

みなさまこんにちは。
Y柳Y子でございます。

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「全然違う人」になりきって文章を書くのは、
なかなか楽しいです。

ちょっと「演劇的」と申しますか。

さて、昨日の記事の続き。

【お悩み】お客様とは対等ですけど、何か?

謎の生物、Y柳Y子さんが、
「若いモン」イカおどりガールさんのお悩みを受けて、
「接客」について語るようですよ。


イカおどりガールさん、
お悩みを寄せてくださり、ありがとうございました。

あなたのお悩みについて、一度整理してみましょう。

お店でお客さまに商品をお渡しするお仕事をされているのですね。

で、ある日「実演」のお仕事で
「ちょっと曲がった商品」を「ま、いっか」と思い、お渡しした。

一度は受け取り、お店を出たお客さまが戻ってきて、
「作り直して欲しい」と、おっしゃった。

イカおどりガールさんは、キレた。

でも、作り直した。

その一連のあなたの行動について、
店長さんから「教育的指導」を受けた。

その一件以来、他のスタッフや研修指導の方から「目の敵」にされ、
どうにも居心地が悪い。

あなたのお悩みは、このように受け取りました。

では、ワタクシY柳Y子の考えをお伝えしてまいりますね。


まず、イカおどりガールさんに想像していただきたいことがあります。

今のお店に、
お客さまがまったく来なくなったら。

何が起こりますか?

売上ゼロ → 倒産

シンプルに言うと、こうなります。

倒産 → 露頭でイカおどり

お仕事というのは、
各々が得意なこと・好きで努力し続けられることを、
他者に提供することで、対価を得る、という循環です。

イカおどりガールさんのお店の場合、社長さんが
「こういうものを創造していき、多くの人に喜んでもらうことで、対価を得たい!」
と思い立ちました。

そのために、社長さんができるところは社長さんが、
できないところは「そのことが好きで得意な人」に担当してもらうべく、
「社員」を集めました。それが「会社(イカおどりガールさんのお店)」です。

会社の経営については、
いろいろ「おとなっぽい話」により複雑になりがちですが、
ここではイカおどりガールさんのお悩みに合わせて、
シンプルに解説していきましょう。


お客さまが「商品(=会社のミッション)を買う」ことで、
お店(=会社)にお金が届きます。

そのお金は、会社の維持のために、さまざまな分配がなされます。

商品を作り、お客さまに届けるために必要なお金
商品をお客さまにお届けするために関わるすべての人へ支払われるお金
すべてのスタッフが気持ちよく働けるためのサポートのお金
よりよい商品づくりに必要なお金

この他にもさまざまなお金が必要ですが、
ざっくり言うと、こんな目的のお金が必要です。

で、

今のお店に、
お客さまがまったく来なくなったら。

賢明なイカおどりガールさんなら、もうお分かりですね。

あなたのお給料を支払う財源もなくなる。

ということなんです。

ですから、
継続的にお客さまに来ていただく努力をしなくてはなりません。

商品のクオリティはもちろんのこと、
お客さまに「手渡しをする」イカおどりガールさんのお仕事は、

重要なポジションにあると言えます。

いくら商品のクオリティがよくても、
それを手渡しする段階でお客さまに不愉快を感じさせたなら、
お客様は来店しなくなるかもしれません。

そのお客さまのみが来なくなるのは、いたしかたないかもしれません。

でもね。

「あのお店の『イカおどりガール』とか言うコ、マジムカつく」
「え〜、そうなのぉ〜??? あそこの商品、好きだったのに〜」

そのような伝達で、
多くの人がイカおどりガールさんのお店の商品の購入を取りやめたなら。

倒産 → 露頭でイカおどり

に、どんどん近づいてしまうわけです。

どうしたらよいか。

多くのお客さまに愛される。

手っ取り早く言うと、そういうことです。

しかし、これがなかなか難しい。

あなたが現在、お仕事の一環で受けている接遇研修などは、この、
「お客さまに愛されるイカおどりガール」を目指すための努力です。

もしかすると、
あなたは彼氏には愛されているのかもしれません。
少なくとも「彼氏には、愛されてるも〜ん」と思っておられるかもしれません。

しかしながら手渡しする商品に対して「ま、いっか」という思いしかもてず、
「この商品を愛している人(お客さま)」から「相互理解のためのクレーム」を受け、
それに対して「キレ」るショップスタッフが、
果たして、お客さまに愛されるでしょうか?

そして「お客さまに愛されるお店づくり」のために
尽力している店長さんから愛されるでしょうか?

賢明なイカおどりガールさんなら、もうお分かりですね。

そうです。

あなたの居心地の悪さは、
あなたの「お客さま」という存在に対する
認識の誤りから発生しているものだったのです。


あなたが主張する「私とお客さまとは対等」というのは、
ある意味では正しい認識です。

この認識が正しさとして発揮されるのは、
理不尽なクレームを受けたときや、
過剰なサービスを強要されたときです。

しかしながら、経営の大前提として、
「お客さまが商品を購入してくださることで、会社が存続できる」
という仕組みがある以上、
あなたは「お客さまへの認識」を改めなくてはなりません。

「そっかぁ。Y柳さんがそう言うなら」と、
思っていただければベストですが、思うより行動を改めるほうが、
腑に落ちやすいかと思います。

まずは実行してみましょう。

お店で決められているルーティンを徹底して丁寧に行う
研修で学んだ接遇のスキル・テクニック・心構えを磨く

これを行なうだけでもずいぶん違ってきます。
もうワンステップ上げるとすれば、

同業他店のお客さんになる
普段は行かないようなお店などに行き「お姫さま」として扱ってもらう

というのもおススメです。

接遇のブラッシュアップで伸び悩む人に共通しているのが、

「その人自身が、大切に扱われる経験をしていない」

ということです。

ですから、ぜひ、レストランやホテル、
「ゼロの数が多い」お店に行ってみてください。

ご自身の主義主張を、憶することなく語ることができるあなたです。
きっと素晴らしいスタッフになれるとY柳は思いますよ。

あなたのこれからに期待しています。がんばってね。

 
Y柳Y子 拝
posted by splanet at 14:07 | Comment(0) | 日記

2017年09月12日

【お悩み】お客様とは対等ですけど、何か?

みなさまこんにちは!

Y柳Y子です。

……もちろん冗談に決まってます。

Yは黒柳徹子さんが大好きで、
将来の夢は『徹子の部屋』に出ることです。

そして「選ばれたいいコ」として、頭から出された飴ちゃんをもらいます。

さて。

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Yは最近、「流しの事務員」「さすらいのお手伝い」として
いろんなところに流れ流れてたどり着くのですが、
「本来業務」以外の働きが多くなっております。

それは「おばちゃんとしての、教育担当」。

「人事教育スタッフ」みたいなことになって、
お口あんぐり、みたいなことになっております。

まあ、でも。

おかげさまで、

S.PLANETの
ブログネタに事欠かない。

本日は「Y柳Y子」になりきって、
とあるお嬢さんの疑問を解決してみようと思いますので、
よかったらお付き合いくださいませ。



【お悩み】お客様とは対等ですけど、何か?

Y柳さん、こんにちは。

私は今、あるお店で販売の仕事をしています。
で、マジムカついてるし、
Y柳さんに聞いてもらいたいので、よろしくお願いします。

私のお店では、店頭に並んでいる商品のほかに、
実演販売もしています。
その場でささっと仕上げて、お客様にできたて商品を手渡すんです。

で、私、仕事だし、
いちおーいっしょーけんめーやって、
お客様に渡しました。

っつーか、まあ、それ、曲がっちゃったんですけど。
私から見たら「ヤバいけど、ま、いんじゃね?」レベルだったんで、
渡しました。

お客様は一瞬、表情がなくなったんですけど、
そのまま帰りました。

私、ちゃんと仕事してるじゃないですか。

したっけ、その客、戻ってきたし!

で「作り直してくれ」とか言いやがって。

キレるっしょ!

あったまきて、受け取ってやりましたよ。
で、ゴミ箱に

バコっ!

って、投げてやりました。

んで、その客に、
しゃーなしで作り直してやって、渡してやりました。

そしたら、店長にソッコー呼ばれて説教くらいました。
でも、別に曲がってたからって死ぬわけじゃないじゃないですか。

私はそう思うんです。

まあでも、店長がその客にギャーギャー言われてるのは見てたし、
店長には申し訳ないかも、とは思います。多少は。

私だって何も考えてないわけじゃないから、
まあ店長にはちょっとごめんなさいって思います。
その後、店長にガッツリ怒られたし……。

でも私、

お客様とは
対等だと思ってるんで!

正直、その客も、店長も、意味わかんねーと思うんですけど。

結局その件以降、っつーか、
その前から、まあ、私、目立つんで、
いろんなところから目をつけられてスゲーめんどいです。

めのかたき、的な?

私は正直に生きてるつもりだし、嘘とか嫌いだし。
みんなとなかよくしたいけど、違うものは違うって言いたいし。
なんか職場でも雰囲気悪いし。

ちょっとメンタル病みそうです。

Y柳さんだったら、私の気持ち、わかってくれるかなって。

あいつらにどう言ってやったらいいか教えてください。
【お悩みネーム:イカおどりガール(札幌在住)】

あらあら、調子こいて書いてたら長文になっちゃいました。

もちろん、緻密な取材に基づいて書いておりますが、
当然のことながら「イカおどりガール」さんは実在の人物ではありません。

最近、「若いモン」と「面談」をすることが極端に増えた
Yの「創作」でございます。

さて!

謎のキャラクター「Y柳Y子」さん。
イカおどりガールさんのお悩みにどう回答するのでしょうか?

長文になっちゃったので、Y柳さんの回答は明日お届けしますね。

もしよかったら、みなさんもY柳さんになって、
イカおどりガールさんへアドバイスしてあげてください。

では、いったんCMで〜す。


● CM ●

いよいよ明日9/13(水)開催のS.PLOUNGE、
お席にゆとりがございます。
今なら、じっくり学べます。

お申込み、お待ちしております!

朗読から学ぶ、美しい話し方

講師:五十嵐いおり
(有)オフィスパレット/アナウンサー・朗読家・コミュニケーション講師・MC

開催日時:2017年9月13日(水)(受付18:15〜)18:30〜20:45
開催場所:S.PLANET(南1西3 札石ビル4階)

定員:8名様
受講料:5,000円(チケット利用の際は1枚)


グループレッスンならではの楽しい雰囲気の中、

美しい文章を声を出して読みながら、

正しい発声・人と話すときに注意すべき顔の筋肉の動かし方・

より心を伝える息づかいなどを身につけます。


コミュニケーションスキルを高めるのにもベストな講座です。


ご紹介記事

お申込みフォーム
posted by splanet at 10:44 | Comment(0) | 日記

2017年09月05日

妖怪みやげ、届く。

こんにちは!
「さすらいのお手伝い」「流しの事務員」中の人Yでございます!

秋めいて、ときめいて、痛てて、痛てて。

9月の.PLOUNGE
来週13日(水)は五十嵐いおり先生の朗読講座ですよ!

お申込み忘れはございませんか?

スケジュール的にあきらめていた方、
調整がついたりしてませんか???

いちおー、明日〆切ですが、
Yの独断でまだまだお申込みいただけますよ!



本日、出社したら、このようなものが目に入りましたよ。

KIMG3191.JPG

……弘絵さん「眼鏡市場」で、何か買うたんか?

KIMG3192.JPG


れ?
眼鏡市場ちゃうやん!



おい、鬼太郎??



開けてみましたよ。


KIMG3193.JPG


なんとまあ、
こしあん・チョコレート・カスタードの味の妖怪たちが!


ねこ娘

目玉おやじ

ねずみ男

そして、鬼太郎です。


実はコレ、
経営者オフサイトミーティングにチョイチョイご参加くださる
経営者の方が、なかよく鳥取まで妖怪に会いに行った際、
弘絵さんへおみやげにくださったもの。

これね、すんごいの。

「妖怪饅頭」は「妖怪新聞」に包まれてんだよ!

この妖怪新聞、水木しげるロードのガイドを兼ねてます。

「バリバリと破いておしまい」の包装紙を
ガイドブックにしちゃうなんて!

「ひとくちメモ」の領域を超えた情報量です。

楽しいビジネスだなあ。


以上、現場からYがお伝えしました。

実物をご覧になりたい方、
しばらく保管しておりますので、
S.PLOUNGEの際に、Yまでお声がけくださいね♪

万が一、ポイしちゃってたら、ごめんちゃい。
posted by splanet at 12:54 | Comment(0) | 日記

2017年08月29日

【へっぽこ講座】Yちゃんの「綴り方教室」。

Yです。

ホントはさる8/26(土)に道新文化センターで開催された、
弘絵さんの特別講座の

濃 厚

な時間のレポをお伝えしようと思ったのですが……。

Yちゃん、安定のウッカリさん!

……デジカメ忘れてきちゃったよ。

というわけで、

本日は、Yのノンビリ日記をお届けし、
後日、また濃密にレポートさせていただきますね。


さて、みなさま(?)ご存じの通り、
Yは「流しの事務員」「さすらいのお手伝い」として
札幌市内で暗躍しておるのです。

メインの業務は「SNS発信」。

その会社が提供しているサービスと商品について、
「軽快に♪」ご紹介する記事を書く、というオシゴト。

そんなわけで、不肖Y、
「執筆作法」のようなことを「ちびちゃん(若手社員)」に
伝える役割も担っております。

Yはこのブログの読者の方にも、
お会いするとときどき「文章、お上手ですね」「いつも楽しみにしてます♪」
さらには「どうやったら書けるのか、教えてください!!!」
なんて、ありがたくって素敵なメッセージをいただくこともあるのですが、
正確には、これまでの職務経歴で「ライター」であったことはありません。

……そんなYが、「書き方を教える」とか、いいのかな???

と、めまいにも似た困惑を覚えるのですが、
「ちびちゃん」たちが目をキラキラさせてYの言葉を待つ、
な〜んて事態も発生しておりまして。

と、ゆ〜わけで! この場をお借りして
Yちゃんの「綴り方教室」を開講してみましょう!


Yが意識しているのは、まず「誰に何を伝えたいか」です。

……当たり前?

いえいえ、実は「Facebookのご挨拶」みたいなものも、
これを意識するのとしないのとでは大違い。

読者の設定(仮定)と、コアになるメッセージを、
キッチリと固めます。

「講座受講生さんと、学びに興味がある人」とか、
「商品検索でたどり着いた人と、商品購入を検討している人」
これが「読者の設定」です。

仮想でひとり、そういう人を詳細にイメージする、
というときもあります。
年齢・性別・お住まい・お仕事・好きな食べ物、とかね。

で、コアになるメッセージが
「軽いご挨拶(ごきげんいかがですか?)」とか、
「こんなに素敵な商品なんです! ぜひ来店して確かめてね!」
「すっごく楽しい講座です! 学びに来てね!」
とか。


その次に「ただの説明文」に終わらせないための、
さまざまな「あや」のようなものをつけます。

そのためには、まず、

女 優

になります。

……Yちゃん? って思った方、いらっしゃいますね?
でも、そうなんです。

特に「紹介する」というとき、
意外と「ぶっちゃけ、それ、興味ねぇし」ということがあります。

ベストは、本気で書きたい対象に興味を強烈に抱く、
ということなんですが、
それができない場合は「女優」になって、乗り切ります。

男性の方は、女優でなくてもいいですよ。

でも、脳とか思考は「それに興味があってたまらない私」に
変換スイッチで切り替えるんです。
そうすると「書きたいこと」に対する「感情表現」が生まれてくるんですね。

おそらく
「人に読んでもらう文章」や「喚起させる文章」って、
文字の羅列による演劇表現、のようなものだと思うのです。


ここまでできたら、たいてい
「私にしか書けない」文章が書けます。

あとは「誰か」に読んでもらって、
「わかった」「わからない」「すき」「きらい」等、
ひたすらフィードバックをもらい、ブラッシュアップしていきます。

このほか「文章のお化粧」のテクニックとして、
「共感覚的表現」とYが読んでいる方法があります。

自分の文章を読み返して「は〜、ずいぶん使ってるな〜」と思ったのです。

五感ってありますでしょ?

視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚、とゆー、アレです。

「共感覚(シナスタジア)」というのは、
通常の感覚のほかに、別の種類の感覚を持つことを言います。
色を見るのは目ですが、それを鼻や耳でも感じる、というのかな。

例えば、赤を見ます。
単純に色を見たときに、なぜか耳の奥のほうで、

ズンドコドコドコドコドコドコドコ

みたいな音を感じる。
あるいは金気(かなけ)のような味を感じる、
そんな感じです。

Y自身は共感覚は(おそらくほぼ)持ち合わせていませんが、
文章を書こうとするとき、けっこうこの感覚を引っ張り出してきます。

ちょうど、今朝、ぼんやりTwitterを眺めていたら、
コチラの記事が紹介されていました。
Yが普段から心がけていることと近いな〜と思いましたよ。

文章の書き方と考え方、その一提案。(古賀史健note)


9月開催のS.PLOUNGE、
9/13(水)は五十嵐いおり先生の朗読講座!
9/30(土)は佐藤桔更先生の楽しいスパルタウォーキング講座です!

残念ながら(?)Yちゃんの綴り方教室は
S.PLOUNGEにラインナップできませんが、
上記講座は絶賛受付中ですよ!

お申込み、お待ちしております!


posted by splanet at 11:54 | Comment(0) | 日記

2017年08月03日

「ねえさん」という名のリーダーたち。

Yです。こんにちはー。

気がつけば、街は8月。
……なんだか80年代ポップスみたいなフレーズです。

札幌はそこそこ夏っぽいですが、
気持ちいい感じの気候で、ちょっと「秋めいて」、ときめいて。

ビアガーデン党には、
大変な危機感です。

さて、世界約5名(?)のYちゃんファンならご存じかと思いますが、
ワタクシ、現在「流しの事務員」「さすらいのお手伝い」として、
弘絵さんのお手伝いと、もう1件、ちっちゃな会社に行っております。

ここがねえ、

面白い!

組織を元気にするのがミッションであるS.PLANETで丁稚を担当しているY。
こんなにありがたいネタの宝庫に恵まれるとは!

神さま、マジ、サンキュー!

この会社、組織再編中と言えるような状態でして、
何しろこの「パートのおばちゃん(私)」が「教育担当」だったりします。

Yの本来業務は、


会社で取り扱う商品の紹介ブログを書く

Facebookでごあいさつ

取り扱い商品のデータベース整理

お茶出し、お掃除、業者さん対応、電話受け


とゆー、いたってフツーの「お手伝いさん」です。

人員構成は「見えないスタッフと首領(ドン)」が数人いた上で、


社長さん

営業さん

総務経理さん

データベースとSNS担当さん(Yはココ)


という構成。

足してようやく10人になるかならないか、
という規模の会社です。

Yが働いている場所では、社長を含めてもYより若いみなさん。
Yがいちばん「年長さん」なので
「ねえさん」というコードネームをいただいております。

Yは20年ちょっとの会社員時代、
その後半は「ねえさん」として過ごしていたので、
無意識のうちに「ねえさん業務」をこなしていたのが
「教育担当」に任命される要因になったと思われます。

そしてこの会社、興味深いのは、
20代前半と40代中盤にくっきり分かれたこと。

Yと時を同じくして入社した女性ふたりも40代。
(Yと経理さんがパート、営業さんが社員)

この「ねえさん(別名:おばちゃん)」ズ(複数形)が、
今、組織開発の中核として動いているのが、
絶妙なバランスで、面白いなーと感じております。

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営業おばちゃん:ブイブイ引っ張ってく系

経理おばちゃん:几帳面で緻密系

SNSおばちゃん:のんきなお調子者(Y)


それぞれが、それぞれのキャラクターを活かして、
20代ちゃんたちの教育を行う、というスタイルを構築しつつあります。

営業おばちゃんがブイブイ指導する
 ↓
SNSおばちゃんが慰めたりなだめたりする
 ↓
経理おばちゃんが改めて理性的に指導する

美しい正三角形が正円を描きながら回る、というイメージでしょうか。


面白がってたら、スコラ・コンサルトさんのサイトで、
こんな記事を見つけました。

一般職の40代以降の女性こそ、
リーダー候補として育成を始めるべき3つの理由(前編)
http://www.scholar.co.jp/column/detail.php?id=291

一般職の40代以降の女性こそ、
リーダー候補として育成を始めるべき3つの理由(後編)
〜リーダー候補になりうる女性社員の探し方〜
http://www.scholar.co.jp/column/detail.php?id=292

読んでみたら「なるほどなー」って思いました。

今日は、こんなところで、おしまい。

もし機会があったら、
今、この会社の最大の課題のひとつ
「若いコちゃんたちの、雑談力不足」についてお伝えしますね。

posted by splanet at 10:40 | Comment(0) | 日記

2017年07月13日

ことば以外のボキャブラリー

ビアガーデンに向けて
着々と青空・高温に
なってまいりました!

というわけで、どうも、まいど。Yでございます。

最近、Yの脳内カレンダーは、

大通のビアガーデンオープン

と、

村上隆昭先生の講座

がイコールになっておりまして。

村上隆昭.png
S.PLANETイケメンファイルNo.1

来週の21日(金)は

アンガーマネジメント × 方眼ノートメソッド = 仕事力アップ

翌22日(土)は

即実践に繋がる 少人数で学ぶ! ビジネスリーダー育成研修

ですからね!

そうそう、金曜日のテーマについて、
村上先生のブログをご紹介しておきます。


S.PLOUNGEの講座タイトルにはバリっと「アンガーマネジメント」と入っていますが、
アンガーマネジメントは感情を整理する方法。
その方法をより方眼ノートメソッドでブラッシュアップしていく、
というように読み取れますな。

ので「アンガーマネジメントは弘絵さんのでおなかいっぱい」みたいな人も、
ぜひ、村上隆昭先生の「×方眼ノートメソッド」を学びにいらしてください!

詳細は、こちら!


8月のオモテヤ先生のクリニカルアート講座も開催決定です!
お申込みは、お早目に♪
8月はオモテヤ先生の講座のみですからね〜。


さて。

ここからは告知とかじゃなくって、Yの茶飲み話でございます。
重要度レベル・ゼロです。

いえ、先日ね、バレエのお教室に行ったときのこと。
5月に開催された発表会の写真見本が届いておりまして、
みんながアルバムを開いてワイワイ楽しそうにしておりました。

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※しゃしんはいめーじです。

20代〜60代(Yは40代後半。中間管理職ポジションです)の
「お姉さん」たちが、楽しそうに、あるいは恥じらいながら、
自分の出演した舞台の写真を指差しながらいろいろ申しておりました。

最初のうちは、まず自分を探します。
ギャー! 私のこの足の向き! なにこれ! いや〜ん♪ なんてね。

そのうち、微妙にふくれっつらな顔が増えてきます。

「なんかさー、Pちゃんばっかりだよね〜」

クラスには小さなころから本格的にバレエを習っていて、
もう、フツーにしていても「バレリーナ!」みたいなコもいます。

ここで登場するPちゃん(仮名)です。

上手ですから、振付もYを含む「その他大勢」とは違う、
難易度の高いもの、目立つ場所で踊ることになります、

「やっぱりさ、カメラマンさんも、わかってるんだよ」

「ホント、うちら、何? Pちゃんの引き立て役?」

懐かしいほど、みんな少女です。
やきもちガールが発生しはじめました。

「だってほら、私、これしか写ってない」

「私なんかこれ、ひどくない?」

おお、だんだん穏やかじゃなくなってきましたよ。

確かにPちゃんの写る写真と自分の写真を見比べると、
情けないほどポーズが違います。

アンドゥオールと呼ばれるバレエの重要な身体の使い方、
しなやかな身体の動き、美しい表情。
そう、Pちゃんって、お顔も実に美しいのです。

アルバムのページをめくっていくと、ふと、面白いことに気付きました。

Yの写真も、
ほかの人より多いのです。

( ゚д゚)

面白くないですか?

いや、Yはそれに気づいたとき、なんだか面白かったです。
ご想像のとおり、
Yはレンタル衣装のホックが止まらなくて、
みんなの笑いと協力を集めたメンバーです。

つまり、クラシックバレエの領域において、
ちっともフォトジェニックじゃない。

まず体型がアウトです。
バレリーナPちゃんが二人羽織で踊っているようなものです。
アンドゥオールも全然できてないし、
手首を折って踊るクセがあるので、腕が短く見えてしまうのです。

それでも写真は決して「失敗」ではありません。
そりゃデブだけど、なんかこう、悪くないのです。

他の人も気がつき始めました。

「あれ、Yちゃん、ここにもいる」

「わ、これ、Yちゃんのブロマイドみたい!」

「え、これもYちゃん、めっちゃ格好いいんだけど」

Pちゃんとはまた違う、へっぽこバレリーナが写っています。

……これ、実はYの目論見が当たった、ということなのです。
フフフ、しめしめ。


Yは大人から始めたので、謙遜ではなく、
クラシックバレエは酔っ払いの盆踊りのような実力です。
先生にも「とんちんかんの代表」として、
いっつも、いっつも怒られます。

とはいえ「そう! Yさん! good!」と言われることもあるのです。

それは決まって、自覚もあるのですが、
「身体が歌っている」とき。

もっと言っちゃえば「笑顔全開」のときなのです。

長年お稽古をしている中で、「上手な人」のほかに
「上手に見える人」というのがいることに気づきました。

上手に見える人の踊りは、本人が実に楽しそうにしているのです。

顔がそうだし、呼吸がそう。

マナーなどでも「笑顔を形成する表情筋」について学びますが、
バレエも最終的には、まぶたを見開くことで、
身体全体を引き上げるのです(って、指導されました)。
顔の表情と全身の筋肉は、実は密接にリンクしているんですね。

Yはぶっちゃけもうおばちゃんだし、
大人から始めたし、デブなので、もう、顔で踊るしかなかったわけです。

その結果
「この人、楽しそう」→「なにか惹かれる」になったのだと思います。

実際、その「Yちゃん、アルバムにてんこもり」が発覚後、
みんなでよくよく検証してみると、
「その他大勢」組の中でも、多く写真に写っている人は、
ほぼ笑顔で踊っていました。

少なくとも無表情ではなかったのです。


「ボキャブラリー」と言うと、
多くの人が「言語化」を想定するかと思います。

でも例えばクラシックバレエは、セリフが一切ありません。
踊りとマイムで物語を、セリフを、感情を伝えていく芸術です。

歩き方、つま先の差し出し方ひとつとっても、
楽しかったり、悲しかったり、怒っていたり、恋をしていたり、
実にさまざまな表情が付けられます。

マナー講座などで「立ち居振る舞い」について学びます。

それはつまり
「ことば以外のボキャブラリー」を増やすことに他ならないのだな、と、
Yはお稽古のときに、いつも思うのです。必死こいて、ね。

コミュニケーションスキルとしてのボキャブラリーの重要性が
あちらこちらで指摘されています。

言葉以外のボキャブラリー、あなたはどれくらい持っていますか?
たくさんあると、楽しいですよ。


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2017年06月29日

過去を疑え。

Yです。

7月のS.PLOUNGEのお知らせのおさらいは、え〜、火曜日にやった。
そうだ! そうしたら村上隆昭先生に「がさす!」とホメていただいたんでした。

7月は裏テーマとして「おこ対策強化月間」みたいなことになってますが、
弘絵さんのアンガーマネジメントの講座と、
村上先生のアンガーマネジメントは、えー、体感が違うと思います。
もしくは温度が違うと思います。

同じもの、同じ内容なんですけど。

これ、大事。

水(H2O)でいったら、気体と個体、そんくらい違います。
きっと、受け比べも楽しいですよ♪


それと!

NLPコーチング講座(初級)の早割期限が来週7月5日(水)です!
S.PLOUNGEと道新文化センターで特別(おためし)講座を受講されたみなさん!
せっかくなので、お得なうちに申し込みましょう!



と、いうわけで。

Y、平常通り、なかなかにカラフルな日常でございます。
初めてお会いする人、あいさつを交わすのみの人と、
なぜか「人生」のようなものについて語り合う機会がやたら多いのです。

というのも遠く思いを馳せれば去年の秋から就職活動(のようなもの)をしておりまして、
その流れから「どうしてここにいるの?」みたいな話題が多いわけです。

結論から言うと、
流れの変化をタイミングよくキャッチできる人が世界を制す、
ということなんだなあ、と気づいた、ということです。

それで損をしている人、いませんか? ってね。


定説、というものがあります。

例えばY、しばらく就職活動のようなことをしておりました。
せざるを得なかったわけです。

Yをしばりつけた定説は
「40歳(45歳)過ぎたら仕事はない」でした。

これについては経営者の方が何気ない雑談の中で
「あ〜うちは40歳過ぎたら正社員では採らないから」
とおっしゃってるのを耳にしたことがあります。

この他にも、


おじさんはカラオケでマイウェイを歌う

離婚してる人は人格がどこか破綻している

いい年こいた大人が結婚していないのはどこか未熟だ

ゆとり世代は怒るとすぐ辞める

お役所では機械的にたらいまわし

ベンチャー企業のカリスマ社長は後先考えず社員をふりまわす


なんてのもあったり。

あるいは最近だと、


一流大学卒は使えない


なんてのもあります。
もっとも、ここの例はYが「そうかなあ」と疑問視しているものですけど。

最近、すれ違った人の中に「一流大学卒のバリバリキャリア」なのに、
就職活動で苦労しているお嬢さん、という人がいました。
実際、どこに出しても恥ずかしくない、輝かしいキャリアの持ち主です。

ルックスもいいし、
特別コミュニケーションに問題があるようでもない。
求人市場では「第2新卒」という売り手市場に所属するお嬢さん。

若干「ビジネスマナー」のスキルが身についていないと本人は言っていましたし、
確かに訓練を受けてこなかったのだな、とは感じられましたが、
Yにいわせりゃ、ビジネスマナーなんてその組織によってまるで違うわけで、
できれば汎用できるものを身につけておいたほうがいいけど、
※S.PLOUNGEのビジネスマナー講座、来てね♪
所属してから2週間も訓練したら身につくだろうよ、くらいに感じます。

まあ、彼女の場合、そう言えるほど「大した問題じゃない」レベルだったわけです。

特別問題のない彼女、ハローワークや就活サイト以外に、
就職エージェントなどを通して活動していたそうです。

片っ端から応募してダメになっていく。

理由は「一流大学卒のバリバリキャリア」だったそうです。
ちょうど北原先生の講座でも「アクティブラーニング」関連から、
そのような状況を聞いていたので、なるほど、これかあ、と思いましたが、
正直、理不尽さを感じたYでした。


Yもなかなかに長い期間、
自分を売り込んだり、求人市場の動向を眺めたりして、
いろんなことを感じました。

それでひとつ結論が出たのは、

状況は刻一刻と変化している

ということです。

企業内で中堅層の空洞化や、少子化、高齢化の影響で、
これまでの常識での働き方は通用しなくなってくるような気がします。

企業の中では
人材確保のために週休3日適用社員制度を導入するところも出ています。
週休2日制導入当時「そんなのムリ」という考えも多くあったはず。
もう少し前は「土曜日は半ドン」という文化がありました。

在宅勤務もすでに夢の話ではなく、
ダブルワークも経済的な問題のほか「やりたいこと」と「暮らし」の両立のために、
そう珍しいことでもなくなっています。

「若者はパソコンが得意」という常識も、
「スマホ世代はキーボード入力ができない」というものに変化しつつあります。

このところ、なんだかYの周辺で

「過去を疑え、現在を受け入れ、未来につなげろ」

みたいな話が立て続けに聴こえてきたので、
まとまらないなりに書いてみました。

具体的な目安としては3年前で50%の変化、
7年前なら、ガラッと変わってる、ってとこかな、と思います。
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2017年06月01日

で、「明らめる」。

Yでございます。
今朝のFacebookでのご挨拶の際にも触れましたが、
「札幌市パートナーシップ宣誓制度」が今日から始まったんですって。

YはLGBTでは今のところありませんが、
ある種の「へっぽこマイノリティ」として過ごした時間があったのもあって、
こういうのはよかったな、と個人的に思います。

と同時に「変化のスピード」をしみじみ感じます。

ああそうだ、結婚していた頃、いわゆる「年の差婚(Yがお姉さん)」で、
婚約当時はものすごい話題になっていましたが(ネタにしてました♪)、
離婚する頃(6周年)には「その程度なら、わりといる」くらいになっていて、
先日、ぼんやりテレビを見ていたら、実際のところ、
今、「女性が著しく年上の結婚」は20世紀末から倍以上になっているのだそう。
(10%未満だったのが20%強になっているんですって)

テレビを見ながら、
で、しょう?
って、首がもげるほどうなずきました。

変化のスピードを、ちゃんと体感できる人でいたいものだよ、と思います。


先日、話がジャンジャン逸れていった「明らめる」。

そもそもは「諦める」から転じた仏教用語なのだそうです。

「Yが禅の修行をしていた頃に……」なんて言えたらステキでしたが、
残念ながらYがこのコトバに出逢ったのは
「モテてモテてお金持ちになってウハウハ生きていこう♪」
みたいな発信をされている人のブログだったので、まあちょっとアレなんですが、
ご存じない方には、厳しくも希望に満ちた意味につながるような気がするのです。

「明らめる」は、道半ばで断念する、という意味ではなく、
事実や現実を直視し、明らかにしていく、ということなんですって。
自分の思いをごまかすことなく、安全な場所で、明文化していく、
みたいな感じでしょうか。

例えば貯金通帳や家計簿も、ある種の「明らめ」です。
誰にも見せない、自分だけが読む日記もそうかもしれません。

アンガーマネジメントのアンガーログも「明らめ」ですし、
オフサイトミーティングも「安全な場所で、ざっくばらんに、真面目な話」ですから、
そのテーマに対して「明らめる」場です。

ふむふむ。

とすると「明らめる」って、次のステップに、望む方向に進むときに、
とても重要なツールになるような気がしてなりません。

実際、Yはなぜか最近、もろもろものすごいピンチに見舞われていたのですが、
あまりのピンチっぷりに、いろんなことを「明らめ」ざるを得ませんでした。
ごまかしようがなかったのです。

フタをしたり、視点をズラしたりして、その結果、なんかえらいことになった、
みたいなことが立て続けに起こりました。

でも、いろんな「明らめ」から、進むべき方向が見えたりして、
なんとなく落ち着き始めています。

ああ、よかった。


思えば、弘絵さんが携わっている組織開発や、
NLPコーチング、S.PLOUNGEでご紹介しているたくさんの学びって、
とどのつまりは「明らめる」ことについての、
さまざまなツールの紹介と、ちょっとしたサポートなのかもしれません。

6月は以下の「明らめ」の時間をお届けしますよ!
お申込み忘れはございませんか?

06/06(火)18:30-20:00
【2,000円ポッキリ講座】
「仕事」と「私事」に役立つ  おためしNLPコーチング
講師:瀬川弘絵

06/16(金)18:30-20:45
個人と組織を変える!
最新ソリューション(解決志向)コミュニケーション
講師:北原義昭


お誘いあわせの上、ぜひ、お越しくださいね。
みなさまにお会いできるのを、楽しみにしています。

Y拝
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2017年05月11日

大人のための、職業体験? のススメ。

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Yじゃないです!

いつも新しい切り口でお届けしたいという欲求から、ついこんな写真を貼ってしまいましたが、
残念ながらこのべっぴんさんは、Yではないのでした。

しかしながらYは「沈黙の4月」に、またもコールセンターに出稼ぎに行っていたのでした。

……。

相当しんどかったけど、面白かったです!

というレポを、本日はお届けします。


このブログを継続してお楽しみいただいている方は覚えていらっしゃるかもしれませんが、
不肖Y、年末にも1カ月だけコールセンターへ出稼ぎに出ておりました。
そちらのセンターは短期開設のところで、ひたすら電話をかけまくり、
「聞き取り調査をしまくる」という業務。

今回は、厳密に言うと「アウトソーシング」業務を請け負っている、という感じで、
「データを確認」→「不備があったら架電かメール送信」→「データを校閲」
というのをひたすら繰り返していくというオシゴト。

ですから、ちょっと大げさだけど、さまざまなスキルが求められます。

おまけに、ある会社の、ある事業を、まるっと「アウトソーシング」されているので、
その事業の「サービスセンター」としての受信業務も発生します。


特にYと同世代、もしくはそれ以上の世代の方、
今、世界はとっても面白い、全然知らなかったことになってましたよ!

Yが身につけた「女性らしい敬語」は、なんと!

マダム敬語

と呼ばれて、NGスタイルとされているのです!

ビジネス向けじゃないってことですね。

みなさん、ご存じでしたか? Yは今回、研修資料を眺めていて初めて知りました。
「ごめんくださいませ」つって電話切ったらダメなんですよ!
「もしもし」がNGなのは知ってましたが、いやはや。

あと、弘絵さんの研修でもあったかと思いますが、
Yはよく「名前を頂戴」してました。これもNGです。
「伺えますか」もしくは「教えていただけますか」です。


そんでもって、今回驚愕したのは、ビジネスメール!

Yたち「新人さん」の先生になってくれたのは、20代前半の若い人たち。

彼らは当たり前にビジネスメールをどこかで学んでいるのでしょう。
Yの世代(1970〜1971年生まれ)では、
本格的にメールのやりとりをするようになったのは、
就職してから少しして、社会人になってから、だったはずです。

「先生、どこで勉強されたんですか?」とヒアリングできなかったのが残念ですが、
ふつーのおばちゃんの中では、割とITに抵抗がないと思っていたYでも、
「Yはもう、時代から取り残されたのかもしれない……」と感じました。

1行あたりの文字数は35文字まで、ないしはメーラーの編集画面で折り返しがない程度
1行につき、句読点はそれぞれ1回まで
二重敬語に注意
定型文になり過ぎず、少しやわらかい表現も用いる
感嘆符は使用しない
顔文字は、もってのほか

そして、特にデリケートな情報のやりとりを行なっていたセクションだったせいか、

必ず誰かにメールの内容をチェックしてもらってから送信

……徹底してました。

Yは今回の業務以外にも、このところ出稼ぎ先を探すために、
あっちこっちの人たちとビジネスメールのやりとりをしていますが、
「最近の若いもん」のメールの文章は、端正です。

ときどき派遣求人の情報を眺めていると「ビジネスメール業務経験者」という文言を見ますが、
これはおそらく「仕事でメールでやりとりしたことある」じゃないですよ。
アウトソーシング業務で、ひたすらメールを書き続けたことがあるか、という意味です、
たぶん。


で、前回もギョッとするほど驚いたのが「管理者の態度」です。

いわゆる「昔の管理職」「古い体質」の視点で見たなら、まさに別世界。
外国にいるようです。

部下が失敗しても、感情的になることはありません。

少なくとも感情を表現しません(Yは逆にこれがストレスでしたが……)。

まず、何がよくなかったのかを論理的に説明します。

そして、なんと!

失敗した人のメンタルケアを行うのです。

例えばね?

「つってもさー、今のお客さん、結構温度高くなってたから、Yさん、怖かったよねー、私もあれは怖いもん」

とか。

クレーム処理をしていた人にも必ず

「よく持ちこたえたね、おつかれ」

とか。

いわゆる「フツーの会社」では、まず見られません。
フツーの会社だと、そういう人はいます。
でも、頭ごなしな人もいるわけです。集合しているキャラクターがカラフル、というか。

コールセンターは、少なくともYが行っていた2カ所は違いました。

何でだろう? と考えました。

おそらくコールセンターって、即実践、促成栽培でやってかなくちゃいけないから、
というのが答えのひとつなんだろうなあ、と思いました。
一般企業の正社員(新卒の社員)を育てていくのとは何かが全然違うわけです。

弘絵さんがトライしている「組織開発」というものに、
すっごく重要なヒントになるんじゃないかな、と思いましたよ、Yは。

このスタイルがベスト、とも思わないのです。
でも、ある程度の歴史があり、組織が形骸化している、元気をなくしている会社にとって、
コールセンターの組織運営って、めちゃめちゃ参考になりゃしませんかね?
と、Yはココロで悲鳴を上げながら研修を受けつつ、感じたんですよ〜。

実はコールセンター、単発のお仕事もあります。
特に組織に元気がないと感じている管理者・経営者の方、めっちゃおススメです。
土日のみ、1回ポッキリ案件もありますので、興味があったら体験してみてはいかがでしょう?


S.PLANETではさまざまな組織に対する開発支援を行っております。
まずは接遇研修等から試してみませんか?

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2017年03月21日

我が家の家訓は「逃げるが勝ち」。

春分の日も過ぎて(彼岸明けは23日ですって)、
ようやく今年が始まったような体感のYです。

先週のY、ちょっとサンドバッグみたいなことになっておりました。
珍しくべそべそ泣いたり、人に八つ当たりしたり。

ギャーギャー言いながら
「アタシって、ちょっと、えらい?」と勘違いしたのが、
母に八つ当たりをしながら、
「ママ(仮)は悪くないわよ! これは完全な八つ当たりよ!」
と連呼していたこと。

母も結局のところ、自分に落ち度は一切なく、
この子も思いの持っていきどころがなくてつらいのね、と、
まったくの他人事として傍観できていたようです。

かあちゃん、チューハイのプレゼント、どうもありがとう。

ちょっと時間が経過して、
「どうだい? ちったぁ気持ちもラクになったかい?」
と、問われましたが、
「かあちゃんが優しくしてくれたのはとても嬉しかったが、それとコレとは、別!」と、
まあ、手が付けられない、困ったYちゃんです。


そんな我が家の家訓は「逃げるが勝ち」です。

この場合の「逃げ」は、気分転換のこと。

直面している状況が膠着状態になってしまったとき、
我が家では「逃げ」を実践します。


清潔なお布団で、ゆっくり眠る。

漫画を読み漁る。

お風呂に時間を気にせず浸かりまくる。

映画を見に行く。

散歩をする。

高い場所から街を眺める。

ジュエリーボックスの中身を点検しいしい、お気に入りのアクセサリーを身に着ける。

ひとりファッションショー。

新しい料理にチャレンジする。

鍋みがき、という人もいたなあ。

……Yは結局、やれることをやってしまった後、
ひたすら布団の中で漫画を読んで、ゲラゲラ笑っておりました。

「やれること」に費やす時間は、実はそう長いものではありません。
じりじりと、待つ時間が長い。

この時間を、
ただ不安にまみれて、不安以上に不安を呼び寄せながら過ごすのか、
やるだけのことをやって、漫画を読みながらゲラゲラ笑いながら過ごすのか、
それはもちろん人それぞれなのだと思いますが、
我が家の家訓は「逃げるが勝ち」なので、
結果はやっぱり、そうなるんだと思っております。

posted by splanet at 10:09 | Comment(0) | 日記

2017年03月16日

ホントの「お客さま」は、誰だ?

Yでございます。

ちょっと抜け殻のような気分でおります。
先日、ちょっと記事にしました「天国」の結果が出まして。

いやぁ、なかなか厳しいものです。

覚悟はできていましたが、全力で走り続けていたので、
やっぱり抜け殻になってしまいました。
陸上競技場で、ゴールして、トラックに転がって空を見上げる、みたいな。

ポカーン、です。


その「結果」の連絡を聴きながら、思い出したことがあります。

Yが以前勤務していて、パワハラで辞めざるを得なかった会社、
また、経営のお話しや、人とお話しをしていて、
最近目につく「経営の問題点」として共通するもの。

それは
「お客さまは、誰か?」問題です。

お客さまって、商品やサービスを買ってくれる人、ですよね?

間違ってます?

間違ってないですよね?

「顧客満足度の向上」って、経営の重要課題のひとつです。

そのために企業はさまざまな取り組みを行います。

最近では「ESなくして、CSなし。」なんてことも言われます。

CSは「customer satisfaction(顧客満足)」のことで、
ESは「Employee Satisfaction(従業員満足)」のことですね。


実は「問題のある企業(組織)」って、
従業員が絶望しながら、みんな同じことを言うんです。

うちの会社のお客さんはさ、
うちの社長だから。

Yは経営の「むちゅかしい」ことは、正直よくわかりません。

だけど、パワハラ会社(!)でも先輩に業務の進め方を相談したときに、よく、
「うちの会社の最大のクライアントは、社長だから」と言われました。
経営コンサルタントと呼ばれる職にある先輩が発するその言葉に、
強烈な違和感を抱いたのを覚えています。

その会社は、確かにある種のブラック企業で、強引で、
だけど社長は、まあ、ちょっと問題のある人ではあったけど、
「できる社員こそが退職していき、最大の戦力になる中間層が空洞化してる」とか、
「覇気のない社員を、どうやって活性化させていくか」とか、
「もっと社員に積極性を持たせるにはどうしたらいいのか」とかで悩んでたりもしてました。

Yは、ある種のアホのコだったので、
「それはみんなが、あなたのことを一番のお客様さまだと思ってるからです」と、
面と向かって言っちゃった(!)ので、強烈なパワハラに逢っちゃった、
というのもあるのですが(アホです)、
聴こえてくる「組織風土の問題」に耳を傾けると、
「ああ、どこも同じなんだなあ」と思うのです。


Yの本業は「ちょっとした社長」です(比喩ですよ〜)。

今回受け取った「結果」の理由を聴いていて、
Yの中にムクムクと芽生えたのは「審査する機関の向こうにいる、お客様」への使命でした。

規格通りに商品をつくれば、それは確かに審査は通ります。

Yにはその技術があります(という評価も今回いただいたのです。ありがたいです)。

だけど、規格通りに商品をつくったところで、
本当にYがつくりたいものではないし、
本当にYがつくりたいものを買いたい、と思う人の元には届かないのです。

Yは正直なところ、今後の方針について迷っています。

大きなマーケットのために、規格通りの商品を開発するか、
それとも、マーケットは小さくとも、
こだわりの詰まった、Y(この場合は従業員)が満足できる商品を、
ちまちま売っていくか。

しばらくは
「規格通り、かつ、Y満足♪」の商品づくりを模索することになるのですが、
どちらにしろ「ホントのお客さま」の存在だけは、
見失わないで行こうって思ったのでした。


ざっくばらんに、経営の真面目な話をしに、いらっしゃいませんか?

次回の経営者オフサイトミーティングは5月18日(木)開催です。


posted by splanet at 10:16 | Comment(0) | 日記

2017年03月09日

ワクワクの直前は、そうとう怖い。

Yでございます。

むう。

いえね、今書いていた記事が、パッと消えてしまいまして。

……書くなっていうこと???

そうかもしれません。

結論から言うと、本日も「告知」「報告」は一切なく、
「Yのボヤッキー」です。
ですので、お読みにならなくても大丈夫ですよ。

……これも消えたら、今日、更新やめよっと。
もし、この記事が読めたら、最後の行で拍手してやってください。

その拍手、念力で拾います(冗談です)。


Y自身のお話し。

Yは今、ものすごく「両極端」な時期を過ごしております。
Yの中に「天国と地獄」が同居しているような、ね。

ホント、死活問題とゆーか、ギリギリです、なかなか。
弘絵さんという理解あるボスのおかげで、
ありがたく、暖かなオフィスで、粛々とお仕事できてますけど。

いやもうマジで(弘絵さん、ホント、ありがとうごじゃいます)。

ひとつはこのブログのコアな読者ならご存じ、
「流しの事務先」が決まらない件。こっちは、地獄パターン。
秋から続いているので、もう、本当にヤバいったらないです。

もうひとつは、内緒、です。こっちは天国パターン。
ここまで来られただけでも、本当にありがたい。
「すげーな! 神さまって、マジで居るんだ!」と思うような、
そういう種類の状況です。

この「天国と地獄」、ある種のリンクがありまして、
天国次第ではほにゃらら、地獄次第ではほにゃらら、という、
本当に、実にもぞもぞするような状況です。

そろそろ結論が出て、結論が出ると、
Yは「あたらしい人生」をスタートさせることになります。
※あ、辞めませんよ。


さまざまな人の発言や、自分の経験を振り返っても思うことがあります。

それは「ワクワクの直前が、いちばん怖い」ということ。

「夜明け前が、いちばん暗い」という表現もありますね。

自分が心のそこからやりたかったことにトライするとき。

「みんなはヨシ」としていることに、
自分の裡(うち)なる声が「ノー」と叫んでいるのを聴いてしまったとき。

絶対にワクワクすること!
でも、すっごくリスクがあるって想像できちゃうこと。

「本当のワクワク」に向かっていくとき、
人によっては、あるいは組織によっては、
「身を斬られる」ような痛みを受けとめる必然があることも。

Yが今、自分の「天国への階段」の途中で思うのは、
「アタシにも確かに、強烈な痛みの瞬間があったなあ」ということです。
いくつも、いくつも。

ただ、天国への階段の踊り場に立った瞬間、
まるで絶対に負けると思っていたオセロの自分の駒が、
パーッと自分の色に変わっていくような、
あのときの痛みも、苦しみも、報われなさも、
全部がこの「ひっくり返り」のための伏線だったんだ!
と、思えるときが、必ずあります。

……なんで、こんなこと書いているかと言うと、
分岐点に立っている人が多いシーズンだから、ということと、
最近「変化を怖がって前に進めない」という話を、やたらと耳にするから。

変化が全てよいこととは限りません。

だけど、自分の中に見え隠れする
「天啓」や「吉兆」から目をそらしてなかったことにして、
「勇気のない撤退」をする人たちを眺めていると、歯がゆい気分になります。

これらは「ピンチはチャンス」とも言われることです。
Yなんか、人生、そんなら「チャンスまみれ」ですよ。

自分の状況に、
ぎゅうっと押しつぶされそうになっている人が、もしいたなら。

「大丈夫ですよ」と、Yは伝えたい。

「でもね、大丈夫は、自分でそのスイッチを押さない限りは、発動しないから」とも。

一番に、言ってやりたい相手は、ほかならぬY自身なんですけどね。


……さ、資料まとめに戻ります。
posted by splanet at 10:27 | Comment(0) | 日記

2017年03月07日

小説の効用。

Yでございます。

3月のS.PLOUNGE、
オモテヤアケミ先生の手描きPOP講座のお席に、まだゆとりがございます。

「手描きPOP」イコール「お絵描き」という躊躇をされている方。

たいへんもったいない!

どちらかというと、
「ことばによる表現」を学ぶクラスかと思います。

しかしながら、開催日の3月22日(水)って、年度末の締め日とか、
そういう「ちょっと行けそうにない」日程だったでしょうか?

そうそう、

「Yちゃん、文章お上手ですね。(ありがとうございます♪)」

「どうしたら、そんな風に書けるんですか?」

「今度、教えてください♪」

と、おっしゃっていたみなさん。

この講座に来たらよいです!

(3/22開催)
センス不要! 誰でも描ける 
伝える・伝わる!手描きPOPワークショップ

ホントだよ♪


さて、Yは「村上主義者」です。

村上隆昭.png

あ、間違った。

村上隆昭先生、ではありません。
そうそう、7月にまた来札されます! こうご期待♪

で、「村上主義者」というのは、
いわゆる「ハルキスト」と呼ばれる人たちのこと。

先日、新潮社から新刊『騎士団長殺し』が発表された、
村上春樹さんの愛読者のことをいいます。
村上春樹さんご本人がそう名乗るように、とおっしゃっております。

『騎士団長殺し』新潮社公式サイト

Yは高校生の頃からの主義者ですので、筋金入りです。

ホントに話題ですね。
初版の発行部数も100万部? すごいです。
インターネット上でも、感想や書評や解説がわーっと。
Yは主義者ながら、まだ手に取っておりませんが、
もう読んだのと、同じくらいの情報が目に飛び込んできております。

ですので、もう「読んだ気」になっている、と言っても、まあ間違いはありません。

でも、読んでない。

「小説を読む」というのは、
あらすじやディテールの情報を俯瞰するのではなく、
文章を通して「小説世界に旅に出る」ことを指すわけですから。


Yはチビの頃から「そこそこの読書家」です。

ですが、就職し、特に仕事で人を育てる立場になった頃、
あるいは、結婚生活を送っていた頃「小説を読む」という行為から、
少し距離を置いておりました。

いわゆる「モテ本」と呼ばれる自己啓発本を自分と、後輩ガールのために読んでみたり、
「便利な常備菜」「シンプルお片付け」「効率の良い家事」の本、
「美しいオトナの女性になるために」「モテてモテてウハウハなお金持ちになる方法」
「ほにゃらら健康法」など、情報を得るための読書に終始していました。

「必要に迫られて」と言ってしまえばそれまでですが、
見方を変えれば「小説を読む」ことを「避けてた」という言い方もできます。

「冒険の旅に出ることに、躊躇していた」という感じ、でしょうか。


S.PLOUNGEの講師の先生方とお話しをしたりしていて、
コミュニケーションにおいてとても重要なファクターのひとつに
「ボキャブラリー」があると気づきました。

ケータイ文化の流れから、言葉を省略することが多くなり、
絵文字ひとつで気分を伝えるようになると、
コミュニケーションの速度は上がるけれど、深度が浅くなり、短絡的になりやすい。
いわゆる「キレやすい」人が増えてしまった要因です。

では、ボキャブラリーを増やすには、どうしたらいいか。

そのひとつは「小説を読む」ことだと感じています。

小説は文章を目で追いながら、
読者の体内でその世界を五感で疑似体験すること。
想像力をフルに使う行為です。

映画や演劇、テレビドラマ、あるいは漫画でも「物語」に触れられるので、
これもひとつの「ボキャブラリー増強法」になり得そうですが、
小説にはかなわないかも、と思うのです。

小説において、想像力を刺激するのは、「ことば」だけです。

言葉の連なりから、痛みを感じたり、空間の広がりを体感したり、
その場所の匂いを嗅いだり、皿の上のひとさらに舌鼓を打ってみたり、
さらには、まるで自分が感じているかのように、
「ことば」の連なりでつくられた「彼」に恋をしたり、憎んだり。

シンプルにして、この、奥深さ。

みなさんは「好きな小説家」を挙げられますか?

こんな気分のときは、この人の作品を読む、といった「小説処方箋」もあるでしょう。

小説の「ガチガチと構築された世界」のハードルが高ければ、
気軽なエッセイも、ちょっとした「物語」に触れることができるかもしれません。
かくいうYも『騎士団長殺し』を手に取る前に、ウォームアップとして、
『村上ラジオ』というエッセイを久しぶりに手に取りました。


「面白い小説を教えて」と、ときどき言われますが、
厳密には「それはあなたにしか見つけられませんよ」とYは思います。

インターネット上の『騎士団長殺し』の評をぼんやり眺めながら、
これまた村上春樹さんの『職業としての小説家』を再読しました。

どうやら、小説の評価、というのは、
最終的には「好きか」「嫌いか」だけのようです。
優れた小説は、多くの人の意識の深い部分にコミットし、スイッチを入れます。

まあでも、書評家でもない限り、
いちばん大切で確かな選択は、「好きか」「嫌いか」が絶対です。

本屋さんに行き、装丁を眺め、手に取ってページをめくり、
並んだ文章が「好きそう」か「ダメそう」か。

そんな選び方が一番カンタンで、確かです。

……昨日も寝る前に『村上ラジオ』を読んだからかなあ。
いつもと違う、長文になっちゃいました。ごめんなさい。


ちなみに最近のYの「お宝発見」読書体験は、
今更ながらの北大路公子さんのエッセイです。

抱腹絶倒!

札幌在住、という点も、こう、
トスカーナで飲むワイン、みたいな感じ?(違うか)
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2017年01月06日

「写経(?)」のススメ。

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2017年も容赦なくスタートしちゃいましたね。

みなさま、あけましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

S.PLANETは昨日からスタートしておりまして、
いやもう、弘絵さんのスタートダッシュといったら……。

今年も面白いこと、ワクワクすることをモリモリ考えておられるごようす。
あれよあれよと今年の前半の「新しいこと」の仕掛けが始まりました。

そうそう!

楽しい学びのスタート、1月のS.PLOUNGEは2講座!

1月16日(月)は五十嵐いおり先生の
「朗読から学ぶ、美しい話し方」。

1月26日(木)はディーン・小川・フジオカ・直樹先生の
「聞いてもらえる話し方 ―男女のコミュニケーション編―」です!

どちらもまだ、お席にゆとりがございます。
いおり先生の話し方講座は「想像を嬉しく裏切る」内容の実践講座。
そして英語のクラスのファンが多い小川先生の講座は、
ディーンを名乗るにふさわしい、また違った小川先生の「教え」の魅力炸裂な講座。

どちらもお申込み・詳細は、こちら!


先日、とっても楽しい会がありまして。
人見知りのひとり好きなY、
ほぼ初対面のその方と珍しく6時間ぶっ通しでしゃべくり倒してまいりました。


「写経」大事!

今回は仏教の修行、ではないです。

でもちょっと近い。

その方、本格的に「コピーライティング」を学ばれてました。

Yのこのブログをときどき読んでくださっているようで、
「Yさん! 文章お上手ですね!」なんてありがたいことをおっしゃってくださり、
それでわたくしもなんとなくこう、素敵な人だなあ、と思いまして、
じっくりお会いした次第です。

文章技術の磨き方はいろいろあるんです。

本を読むのもそうだし、自分で書いてみるのもそう。

で、彼女が通うコピーライティングのスパルタ講座では、
毎回お題が出されて、「コピー100本」なんて課題も。
それを先生がひたすら講評してくださる、という講座。

文章に携わるもののはしくれとしては、
いやもう、うらやましいことこの上ないです。

でね?

ある日、先生がおっしゃったんですって。

いいかお前ら。
写経しろ写経。

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写経???

受講生ポカーン( ゚д゚)

彼女、一応同級生に確認してみました。

「写経って、あの写経? なむあみだー、みたいな?」

「……うん。そう、みたい。だ、ね?」

受講後、彼女はすぐに大丸藤井セントラルに向かいます。
4階「和のフロア」にわきめもふらずに向かいます。

そしてコピーライター必読の書、
「コピー年鑑」を傍らに置き、写経用紙を前に深呼吸。
そして筆を走らせていくのでした。


このエッセンス。

なんかこう、うまくみなさまにお伝えできたか心配でございます。

抱腹絶倒の「うっかり」エピソードではあるんですが、
実に示唆に富んでいるといいますか、
英雄になるプロセスと言いますか。

まず、文章を学ぶよい方法の一つに「書写」があります。
いいなって思う文章を、実際に手を動かして書き写してみるんですね。

そうすると読んでいるときとは全然違う感覚を得ることができます。

Yもけっこう、やりました。

フレーズを真似する、というのとはチト違うんです。
文章まるごと書き写すんです。

コピー講座の先生がおっしゃっていたのは、
この「書き写し」だと思うんですが、彼女のすごさは
「先生がおっしゃった通り『写経』をすべく準備をし、実行した」
という点。

「ちょっと考えたらわかるだろうよw」と言ってしまうのはカンタンです。

Yは正直、目の前に北島マヤ(@ガラスの仮面)がいるのかと思いました。
「恐ろしいコ」って。


繰り返し、真似てみる。

例えばイチロー選手がやってることも、本質的には一緒です。

無意識のうちに、というレベルまで、身体に覚えさせる。

ひたすら「よきもの」を真似てみる。

そういえば絵の上達法に「模写」というものがあります。

楽器の上達法しかり。

マナー・接遇の研修も同じことです。

「師」という存在からの「教え」を素直に受け止め、
コツコツと続けようという意思と、実行の果てにあるもの。
継続の中に、キラッと光る「答えのひとつ」を見逃さず、つかまえること。

年末の笑い納めのお話しだったんですが、
「そっかー、私もマジ、がんばろー」って思ったYでございました。


ちなみにこの「恐ろしいコ」。
3月のS.PLOUNGEに登場予定の先生です。

詳細は、もうちょっと待っててね♪

posted by splanet at 10:59 | Comment(0) | 日記

2016年12月15日

ボキャブラリーが欲しい!

ようやく完全に「中の人」として復活しました、Yでございます。
コールセンター、マジで合わないわ〜。
みんないい人たちだったし、仕事にも慣れたけど、いや〜。

できる、と、合わない、は、たぶん違います。
「Y、言ってらぁ」とおっしゃっていただいて差し支えないのですが、
Yは敬語もソコソコですし、対応やリアクションもソコソコです。
応対の訓練も受けているので(S.PLANETではないです)、
「一般の事務さん」レベルより、2ミリくらい上です。


でも、電話が大嫌い!

思えば遠距離恋愛時(キャー♪)の電話デートも大っ嫌いだったよ。
遠い昔だけど。

それでも、やってよかった、悪かったで言えば、やってよかったです。
慣れてくると苦痛も和らぎますし「仕事人」としての磨きもかかります。
そして何より「コミュニケーション」の実地訓練をみっちりやってきた、
ということですからね!
S.PLANETでの業務のアレコレにめっちゃ応用が利く体験でした!

というわけで、仕込んできたネタをさっそくご披露しますね。


Yが今回「取材」してきたのは、いわゆる「営業のない発信業務」です。
「おとなのじじょう」で詳しくは言えませんが、
あるモノの内容が合っているか、モノをくれた人に電話で確認する、というオシゴト。

協力的に対応してくださる人もいますが、おおむね面倒くさいと思うような「モノ」です。
あまりに面倒なので、私たち「まーけったー」に八つ当たりしたり、
いじわるをしたり「クレーム」にする「客体(電話をする先のこと)」もいます。

ズラリと並んで一斉にみんなで電話をかけまくるのですが、
慣れてきて「取材モード」になってきたY、なんとなく「差」のようなものを感じ始めました。

ひたすらに謝って、確認作業に至らずに電話を切られる人。

お礼と共に、確認作業が完了できる人。

気分がよさそうな人、落ち込んじゃってる人。

この差は、何によって生じているんだろう?


ところでみなさん。
昨日の「S・PLANETメールマガジン第154号」は読まれましたか?
Yはさっそく読んでみて「おお、シンクロ〜」と思いましたが、
つまり、そういうことです。

このブログ、すっかりYのつぶやき集の様相ですが、
弘絵さんもメッセージを定期的に発信しているの、ご存じですか?

このブログを定期的にご覧いただいている方はご存じかと思いますが、
組織風土改革等で弘絵さんとかかわるようになった方や、
S.PLOUNGEにふらりと参加して、S.PLANETに興味を持たれた方など。

弘絵さんが発信しているメールマガジンは、
こちらから購読手続き(無料ですよ!)ができます。


 
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仲良くなったみなさんと、休憩時間なんかにおしゃべりしつつ、考えました。

みんなで一致した意見は「もっとボキャブラリーが欲しいね!」ということ。
原則として「トークスクリプト」と呼ばれる「セリフ」は変えられませんが、
内容確認の部分は私たちの裁量に任せられます。

とてもデリケートな内容を確認していくので、
相手が少しでも不愉快を感じると、とたんにクレームに発展しかねないのです。

訊く内容の順番もそうですし、
目の前のシステム画面に出ているそのままの単語を読み上げるのではなく、
相手によってはかみ砕いた内容、「ぶっちゃけ」の度合いや、
逆に専門用語を多用したほうがよい場合もあります。

声の調子もNHKのアナウンサーのようにしたほうがよい場合もあれば、
女子力高めにクネクネを効かせるほうが引き出しやすかったり。

こっちから電話をかけているのに「改めてかけなおしますので」と言うべきところを、
「折り返しお電話差し上げますので」なんて言っちゃうのは言語道断です。

でも、やっちゃうんだな〜。

トークスクリプトに「審査」という言葉がありました。

みなさん、この言葉、
いきなり知らない人から「回答義務があるから答えろ」と言われて、
いろいろ伝えた最後に言われたら、どんな気分になりますか?
謝ってばかりいた人は、この言葉を多用していた人たちです。

スクリプトはなるべく壊さない、と指導を受けていましたが、
敏感な人は早々に言い換えていました。

「システムによる確認作業」ってね。実際、そうだったんです。

電話をかけているのも、システムで「エラーだから確認して」って言われたから。
この言い換えで「そっか、システムに言われちゃしょうがないね、アンタも大変ね」
と「客体」の態度が柔軟になりました。

細部の見直しで、効果が劇的に変わる。

ボキャブラリーって、ホント、大事だなって思った1カ月でした。


posted by splanet at 10:32 | Comment(2) | 日記

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