こんにちは〜。
さすらいのお手伝い・流しの事務員「中の人」Yでございます。
急に寒くなりましたね!
さて、さる2022年9月30日(金)開催のS.PLOUNGEは、初登場の大原先生による植物のお話!
いつものS.PLOUNGEとはちょっと違った趣向でお届けしました。
Yのもちゃもちゃした感想の前に、受講生のみなさんの感想を、どうぞ!
【受講前のキモチ】
普段、特に気にせず植物と接しています。
どんなお話が聞けるのでしょうか……

【受講後のキモチ】
植物ってすごいんだ! っと思いました。
これからはお花も今までとは違った目線で見ます。
感動しました。
ありがとうございました。
【受講前のキモチ】
北大の大原先生が登場とのことで、飛んで参りました!
何をやるのかわからないので、とても楽しみです。
【受講後のキモチ】
ただ道端に生えているわけではなく、それぞれが綿密なプログラムによって生えていて、子孫を残していることを知り、とても奥が深いことを知れて、とても楽しかったです。
受粉の行方の地道な研究活動のことも知ることができたのも、今日来て良かったなと思ったことのひとつです。
とてもわかりやすく、大変勉強になりました。
植物の世界やメカニズムを知ることができて、大変貴重でした。
ありがとうございました。
最終講義にも伺います!
【受講前のキモチ】
植物の知らない性質はなんだろう? と興味津々でした。
【受講後のキモチ】
植物の生命力に感動しました。
生物の授業が好きだったので、久しぶりに楽しめました。
たくさんの実験も用意してくださり、ありがとうございます。
植物愛を感じました。
根菜植物二年草、大切に食べます。
【受講前のキモチ】
身の回りに数えきれない程、沢山ある植物ですが、それぞれに多様な生存方法で生きていると思います。
そんな名前も知らない様々な生き物の秘密を探ってみたいです。
【受講後のキモチ】
植物の生き方の仕組みがわかったような気がした。
まだまだ多くのナゾがあるように思われるので、次回、新しい情報がぜひ知りたいです。
(2023年)3/4(土)の講義も楽しみにしています。
【受講前のキモチ】
植物は私の日常ではほど遠いところにあるものなので、少しでも興味を持ちたい。
【受講後のキモチ】
楽しかった。面白かったです。
植物も生物! なんですね。
花を見る目が変わりました。
続きをぜひお聞きしたいです。
【受講前のキモチ】
(遅刻されたため、アンケート未記入でした)
【受講後のキモチ】
大変有意義な時間でした。受講して良かったです。
3/4最後の講座、楽しみにしています。
とのことでした!
ちなみに、上の写真では液体の糖度を計測しています。
どんくらい甘いか、ね。
大原先生の紹介ページ
今回、S.PLOUNGE初登場の大原雅先生は「北海道大学大学院・地球環境科学研究院・環境科学院 教授」という、もんのすごく文字数が多い肩書のほか「エクセレント・ティーチャーズ」に10年連続(通算13回!)選出されている、まさにエクセレントなティーチャーでございます。
本学院教員3名が全学教育科目エクセレント・ティーチャーズに選出
北海道大学大学院環境科学院/地球環境科学研究院ホームページより
エクセレント・ティーチャーズ?
Yも今回初めて伺いましたが、学生が「この先生、なまらエクセレント!」って専任教員選ぶ制度のことなんですって。
北大Wiki(!)にも定義が掲載されてました(
★)。
Yは12月の、いわゆるアノ会合のときにご挨拶をちょろっとした程度のお付き合い。
正直、弘絵さんからは、とぉぉぉぉぉっても面白い! って聞いてたものの「自然科学系の教授」ってところで、ど〜にも心が動かなかった、というのが、失礼ながら正直なところでした。
が!
いやもう、パーテーションの向こうで、はにはにふむー! の連続。
講座のタイトルどおり「ふしぎ発見」のミステリーハンターが、パーテーションの向こうで、ドッカンドッカンバカ受けしてる、という時間を過ごしたので、あります。
そう。大原先生は、リアル・ミステリーハンター。
ハンターチャンスワン! じゃない方。
世界のふしぎの一部を、私たちに楽しく、興味深く、もしくは愛情深く教えてくださる方なのですよ〜。
Yの失礼がどこから来たか、とゆーと「自然科学系の教授」というところから。
「きっと天然で、ふわふわしてて、目も合わせてくれないで、ひたすら語るんだろうなあ」と、失礼にもほどがある先入観。
大原先生、さすがに通算13回もE.T.に選出されるだけあって、コミュニケーションの達人・伝え方のプロ、なのです。
すんごいジェントルマン。
▲光る慎悟先生。11月に講座ありますよ〜。お申込みはお早めに。お席、埋まってきています。
今回の講座では、タイトルにもあるように、植物の生き残り戦略、つまり生殖についてのお話がメインでした。
一年生・多年生なんてガーデナーにおなじみの単語から、被子植物・裸子植物って懐かしい教科書のアレに始まり「ではここでクエスチョンです」と言われそうな不思議な生態まで、たくさんの情報を、みんながいちいち「えええ!」「へぇぇぇぇ」と、どよめきまくる演出で教えてくださいましたよ。
ちなみにYはパーテーションの向こうで、講義を聴きながら、植物のふしぎは、そのまま人間のココロのふしぎにもピタッとはまるなあ、と感じておりました。
生殖の多様性は、そのまま人間の愛と生殖の多様性になぞらえることができそうです。
何より心を打った事実は、植物も人間も「自殖」ではない、というところ。
つまり、近親交配は禁忌であり、ひとりでは次につながらないのです。
誰かがいるから、次につながる。
自分以外の他者と出逢うところで、物語も命も次につながる、そのふしぎの中で生きているのですね〜。
面白いですね〜。
なっかなか深い感動を味わいました。
▲お茶目すぎるジェントルマン
実は大原先生、今年度をもって退官されるそうで、学生さんはとても残念ですね。
来年2023年3月4日(土)14:00〜16:30に、道新ホールにて最終講義があるとのこと。
S.PLOUNGEの登壇予定は未定ですが、きっとまたお会いできることでしょう!
今回、受講できなかった方、道新ホールの講義に参加されるか、次回のS.PLOUNGEはお早めにご予約くださいね。
大原先生、S.PLOUNGEでもエクセレント・ティーチャー連続選出の予感、ですから。