※タイトル・本文中の敬称は省略させていただきました。
※写真・画像提供:北海道教育庁留萌教育局
おはこんばんちは!
さすらいのお手伝い・流しの事務員「中の人」Yでございます。
みなさま、お元気ですか?
さて、さる8月23日(火)北海道教育委員会 留萌教育局主管による「ミドルリーダー養成講座」が開講されました。
その様子は「北海道通信 日刊教育版 令和4年8月29日(月)」にも掲載されましたよ。
今、このブログを書くために、弘絵さんに突撃インタビュー!
どんなようすだったかYがお伝えしますね。
今回、留萌教育局主管で行われた研修でしたが、会場は羽幌!
道外の方、ピンと来ないかもしれませんが、留萌市は北海道の左上、札幌から歩いて28時間、バスなら3時間弱の道のりです。
羽幌町はそこから歩いて10時間、車で1時間の場所にある町です。
どちらもニシン漁で栄えた、夕陽の美しい港町。エビがなまらうまいです。
そしていちばんどうでもいい情報としては、Yのひいじいちゃん(多分)が留萌と羽幌の間にある苫前町のニシンの網元でしたので、Yにも懐かしい町でございます。
弘絵さんは午前中の講座に合わせて留萌に前泊。
都会のオンナのイメージの弘絵さんですが、呼ばれればどこにでも参ります(その他、条件アリ。詳細はお問合せください)。
新聞記事には「講話」とありましたが、弘絵さんの研修スタイルは「実践」。
時節柄、3密にも配慮。
平時はこれがもうちょっと、ぎゅっと仲良くなります。
Y「弘絵さん、これ『スマイル』ですか?」
弘絵「違うのよ〜。今、ほら、マスクだからスマイルできなくって」
スマイルというのは恐ろしい攻撃研修なのですが(うそ)、今回はなかったとのこと。
見学してて、スマイル攻撃でみなさんがヘトヘトになるのを見るのが密かにムフフなY、ちょっと残念。
スマイル攻撃がない代わりに、こちらはより実践的なワークを行ったそうです。
今回はミドルリーダー向けの研修。
若手職員とどう接し、育成していくのかのアプローチ方法を探ります。
どの時代・どの世代でも「イマドキの若いもん」との関係性には悩まされます。
同級生は52歳のYも、かつては上司を悩ませたものですが(ごめんなさい)、今はYが「イマドキの若いもんが、ようわからん」です。
「よい関係性を築くために、その特性は知っておいたほうがいいわよね」と弘絵さん。
イマドキの若いもんに限らず、相手を知るには、自分がどうあるべきか、思考と感覚のバランスをとりながら、実践。
Yもこれまで多くの企業研修を見学し、「女優」としての経験から、この「実践」「ワーク」とても大切だと感じます。
いや、ぶっちゃけテキストや情報はたくさんあるけど、最終的には「どんだけカラダにしみこんでて、反射できるか」だから。
「あったまばっかりでも かっらだばっかりでも だめよね」ってなところです。
みなさんの姿勢や表情から、熱心に取り組まれているようすが伝わりますね。
円形劇場よろしく、参加者のみなさんに取り囲まれてのシミュレーション。
緊張したでしょうね〜。
弘絵さんによれば、このワークでは、実践してくれた人はもちろん、見学者の人たちの「ふむふむ感」が、とてもよいものだった、とのこと。
受講生のみなさまの気づきの一部です。
↓
●まず小さなことでも毎日行動を継続し、習慣とすることで無意識の部分を変えることの重要性
●ラポールを築くためのペーシングを活用することでロールプレイの際、話しやすくなったので職場に戻って実践したい
●「自分を整える」ことの重要性。その時間を確保するためにも働き方改革に力を入れていきたい
●「三信」「四力」を用いながら、「若手に気付かせる」という視点を持った働きかけをする必要性
●若手の特徴と関わる上での難しさ、価値観や考えが異なるという前提で受け入れること
心理学用語を覚えればよいというものでもありません。
どこまで身体に落とし込めるか、だと思います。
だって、結局思考を超えたところの、感性・感覚が大きく影響するところだから。コミュニケーションって。
●●●
今回、弘絵さんのお話を伺いながら、そういえばそうだった、と思い出したことがありました。
研修の成功と失敗は、結局、担当者がどこまで研修を必要と考えているか、その熱意と行動なのです。
研修が「就業ノルマ」であってはならないし、講師を呼んで時間をつぶせば完了、と考えている研修担当者がいる企業は、少なくとも弘絵さんとは相性が悪いとYは思います。
言い方を変えましょう。
よい研修ができ、効果を出せる組織の研修担当者は、研修実施をと参加者の成功を「ジブンゴト」としてとらえることができる人です。
今回の担当者の方たちは、もちろん後者。
実は今回の現場担当は、研修担当1年生の方。
その上司の方がずっと弘絵さんに研修を依頼していて、これまでの担当者の方とともに、弘絵さんに全幅の信頼をおいて今回のオファーをくださり、先輩みなさんで担当1年生の方を支えておられた、とのこと。
Yさん、Tさん、Sさん、Mさんこの度はありがとうございました。
改めて、弘絵さんにかわり(ずうずうしくも)Yからお礼申し上げます。
組織研修は1回の講座受講で即、プロフェッショナルな効果がでるわけではありません。
1回の講座・研修は、あくまでもレクチャー、そして現場での習慣づけのヒントに過ぎないのです。
それを継続して行い、定着させ、ブラッシュアップしていく。
状況次第では、さらに弘絵さん(プロ)を介入させ、より組織を研ぎ澄ましていく。
少なくとも、それができる土壌を、担当者が作る。
持続可能な状況を維持・向上させておくことがとても大切です。
弘絵さんの思い出話を伺いながら、これまでYがちょこんとおじゃました研修やお会いした担当者のみなさまの情熱あふれる表情を、なんとなく思い出しておりました。
実際、新人研修を受講した人が十数年後、管理者になって、弘絵さんに研修を依頼したい、というケースは多くあります(Yの感覚値では半数くらい)。
研修での学びを実践し、管理者になるまで頑張れたからこそ、の、オファーなのでしょうね。
というわけで、人材育成を目的とした研修はさまざま対応可能でございます。
まずは御社の課題をお気軽にご相談くださいませ。
ニーズに合わせたオーダーメイドの研修プランをご提示いたします(弘絵さんがね)。
おまけ
↓
Yの留萌のイメージは以下の通りです。
何だかんだ言って、甘エビでしょ。国稀とな。