2018年02月13日

Yちゃん、雪まつりに、もの思ふ。

KIMG3656.JPG

Yでございます。

先日、大通から西11丁目方面へ行く用事があったついでに、
雪まつりを覗いてきましたよ。

今年で

69回目!

……いやはや。

マイマザーの1コ下、来年は古希を迎えようとしているビッグイベントです。
北海道のある種の歴史が150年なんだとしたら、
半分に満たない程度です。

……思えば遠くへ来たもんだ。

本日のブログは、告知等は一切ありません。

たまにそういう日も、いいでしょ。


雪まつりの思い出で、その人の歴史のようなものが見える気がします。

弘絵さんは福岡のご出身で、
東京でCAをされていたわけで、
結婚してから雪まつりを体験されている。

Yは、と言えば、生まれも育ちも、ほぼ札幌市中央区。

どちらかというと「雪まつりの後の居酒屋」目的の大人たちと
大通会場とすすきの会場を見学し、
いとこたちや同級生と一緒に真駒内会場
(2005年に終了。さとらんどを経て、現在はつどーむ会場にて開催)に行き、

滑り台全制覇

を、狙っていたわけです。
おしりをしゃっこくしてね。

いや、懐かしい。

かつて、
「真駒内会場(陸上自衛隊真駒内駐屯地)」で
立入禁止区域に入ったり、閉園後に敷地内にいると、
子どもでも容赦なく銃殺されるとゆー噂がまことしやかに流れたり。
(概ね、いとこの友だちが命からがら逃げてきた、という武勇伝になるのです)

KIMG3654.JPG

幻のモスクワオリンピックのマスコット「こぐまのミーシャ」の雪像があって、
それを図工の時間に描いたりね。切なかったなあ。

雪像の目が赤く光ったと言ってはギャーギャー盛り上がったもんです。

もうちょっと大人になれば、
市民雪像を一緒につくると、恋におちる、という都市伝説があったりね。

当然「雪まつりに行くと」別れるだの浪人するだのというバージョンもあるわけです。


KIMG3653.JPG

今年、ひとりフラフラ用事のついでに歩いてみると、
オータムフェストもびっくりなくらい、
飲食エリアが多いことに気づきました。

ほんの数年前(結婚していた頃なので5年以内くらい)まで、
飲食エリアは2・3丁目と7丁目くらいにしかなかったのに。

商魂たくましいなあ、と思うと同時に、
Yは放っておくと「イベント全制覇」グセがあるので、
誰かと約束しなくてよかった、と心から思ったものです。

おいしそうなもの、いろいろありました。

Yは手を出しませんでしたが、
焼酎のお湯割りや、ホットモヒート、ホットワイン、そんな温かいお酒。

あとね、雪まつりならではだなーと思ったのが、


です。

ズワイかな? タラバかな?
串に刺したでっかいのが売ってました。

あとは牡蠣ね。

「イベント牡蠣らー(イベント時に牡蠣を食らう)」なY、
よっぽど近づこうかと思いましたが、
スイッチが入るとフツーの居酒屋さんもびっくりの会計になるため、
その後の用事を考慮し、やめておきました。

KIMG3652.JPG

面白い〜、と思った、こちら。

離島キッチン。

ご存じでしたか? Yは今回の散策で初めて知りました。
雪まつり会場には移動キッチンが出ていましたが、
実店舗もあるようですね。

お店としても楽しいし、ビジネスモデルとしても興味深かったです。

KIMG3655.JPG

ほんの数年前まで。

プロジェクションマッピングを見ようとしたら、
そのイベントはパニックになり、中止を余儀なくされるなどしていました。

今、中心部に近い雪まつり会場でプロジェクションマッピングは、
当たり前の仕掛けになっています。

怪獣の目から赤い光が出てた、という時代が懐かしいです。

ほんのちょっと前まで、Yと同世代の子(あえて「子」と言います)は、
「若手リーダー」と呼ばれていました。

今では「トップ」とか呼ばれてみたりしています。
そういう子が増えてきました。
同級生には孫が出来はじめ、多くの友だちは子どもの受験でアップアップしています。

ちょっと前まで、雪でできた怪獣から発せられる赤い光に大騒ぎしてたのにね。

今では老眼鏡について導入を検討してたりするのです。

ホントに遠くに来ちゃったのか。

遠くに来ちゃったフリをして、
赤い光にギャーギャー言っていた頃と変わってないのか。

雪まつり会場を横切るだけで、いろいろなことに思いを馳せました。
posted by splanet at 11:00 | Comment(0) | 日記
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