※文中での敬称は一部省略させていただきます。
まいど!
毎度おなじみ、S.PLANETの丁稚、
「さすらいのお手伝い」「流しの事務員」中の人・Yでございます。
今、ふっと思ったんですけど、
この関西弁である「まいど」。
実はものすごく深いことばなのではないか、と感じました。
感じたなう。
まいど!
先日、10月25日(水)は、
毎度おなじみ江別ハイヤーでの「劇団S.PLANET」公演でしたよ〜。
■江別ハイヤー株式会社
これまでにも研修におじゃまして、
劇団S.PLANET女優陣は熱演と怪演(?)を繰り広げてきました。
●
さて、今回は「ジャンプ」のみなさん。
ホップ
ステップ
ジャンプ!
の、ジャンプです。上級って感じの。
今期最後の実車テストです。
江別ハイヤーと言えば
3つの約束
@あいさつ+自己紹介
A配車時のお迎え・お見送りのドアサービス
B行き先経路・道順の確認
です。
もともと札幌圏のタクシー会社の中では断トツに料金設定がお得!
それでも向上のための取り組みができるポイントは、
じゃんじゃん改善して、向上して行こうゼ!ってな感じで、
ガッツある企業でございます。
まずは萩原部長からの、ご挨拶。
びしーっと、喝! が入ります。
そして、うちの弘絵さんでございます。
笑顔で、喝! を入れていきます。
ま、いつも通り。
ロールプレイングの研修の準備。
みなさん、熱心に書き物をしています。
じゃ、ちょっとウォーミングアップでも、しましょうか?
ほい。
タクシードライバー魂に火がついたところで、外に出ましょうか。
さっそく、おうちにお迎えから、スタートです。
ちょっとおままごとを思い出します。
ドアサービス。
手の添え方など、めっちゃ気をつけております。
出番ではない方も、めっちゃ真剣に見学しています。
手前の背中を向けている人は、協力会社のMさんです。
Mさん、いつもありがとうございます♪
(クククク〜、Yちゃん、このストーリー、どう思う?)
Yも含めて、お客さん役の女優は与えられた条件に沿って、
それぞれが個性的なキャラクターを演じます。
そして「少しだけ、めんどくさい人」なんです。
小道具にも、こだわっております。
今回持ち込んだ小道具は
「おいしいおかし」「重たい荷物(段ボール)」「杖代わりの傘」。
ホント、移動劇団だと思います。
自分のは、なんだか恥ずかしい動画チェックです。
それでも、とても勉強になります。
何気ないしぐさが、ものすごくとんちんかんだったり。
ホンの少しお伝えすればよいポイントで、
カラオケで熱唱するぐらいの勢いで語り尽くしてみたり。
みなさん
「あ〜、自分って、こんなだったんだな〜」とおっしゃる。
●
実はね、今回のジャンプチームは、
カリキュラムを消化できなかった「心配なチーム」だったんですって。
Yともすっかり仲良くしてくださるアニキ・萩原部長が、
ロールプレイングに向かうときに、
「いや〜、心配だなぁ……」
珍しく弱音を吐いておられました。
それでも、Yや弘絵さん、そして萩原部長も驚くほど、
前回の実車テストから各段にスキルアップしていた方がいらしたり、
フタを開けてみれば、みなさんジャンプの名に恥じない、
素晴らしい接客のスキルでしたよ。
江別ハイヤーってね、不思議なんです。
客層の影響か、とってもあったかい人たちが揃ってるんです。
あったかくって、いい人。
いいおっちゃん、おねえちゃん、って感じの。
気さくで、あったかいの。
しかしながら、カスタマーの目も厳しくなっている昨今。
その「気さくさ」がビジネスチャンスを逃しかねない場面もあるわけで、
接客マナーの基本は、きっちり身につけていかなくてはいけませんね、
という弘絵さんの指導で、クロージング。
逆の言い方をすると、
一流の接客マナーの所作を身につけてしまえば、
あの独特の「気さくさ」「あったかさ」が、
ものすごい武器になる、どの同業他社も真似できないような、
すごいタクシー会社になる可能性も秘めているわけで、
いやあ、面白いなあ! と、
Yはビジネス番組『カンブリア宮殿』を見るような気持ちになりました。
江別ハイヤーの研修も、今年で8年目とのこと。
石垣社長は「10年は頑張る!」とおっしゃっていて、
この2年くらいはその成果がお客さまに評価され、
数字にもつながっている、とのこと。
Yは経営者の方にお会いするチャンスが比較的多くありますが、
どうしても結果を急ぐ人が多いような印象があります。
特にコミュニケーションスキルや「人間力」を向上させるような場面だと、
その人自身の掘り下げからスタートしていく必要があるため、
型どおりのことはできたとしても、「真の価値」には繋がりません。
江別ハイヤーにしても、変化・向上が見られるまで、
実に5年以上かかっているわけで、
その忍耐力と誠実さには、頭が下がります。
それと、おちゃめな萩原部長。
なんだろね? この彼氏感、トモダチ感?
いつもお茶、ありがとうございます♪
ちなみにYはこの日の出番は1回。
杖をつくほどヨボヨボなのに、
桑園に住んでいる友だちに、わざわざじゃがいもを段ボール1箱分あげたいから、
JRに乗っておでかけ、という、なんともイカれた設定のおばあちゃん。
今回の参加者で、いちばんブラッシュアップが必要なのは、
実はYではなかろうか? というのが、今回の反省点でありました。