(敬称は省略させていただきました)
こんにちは〜。毎度、「中の人」Yでございます。
もうひとつの「流しの事務」先では、
小学生〜中学生らしきお客さまが多くお見えになるようになりました。
なつやすみ
……甘美な響きです。
●
さて!
毎度おなじみ「劇団S.PLANET」の野外劇(?)
江別ハイヤーマナー研修実車テストのシーズンがやってまいりました!
ので! 行ってまいりました!
これまでのレポート
↓
【開催報告】江別ハイヤーマナー【ジャンプ!】研修実車テスト
【開催報告】江別ハイヤーマナー【ジャンプ!】研修実車テスト
【開催報告】江別ハイヤーマナー研修実車テスト
●
諭吉くんです。Yが愛してやまないものの、ひとつ。
しかし、諭吉くんは、なかなかYの元に来てくれません……。
ここぞとばかりに記念撮影。
萩原部長からの、ご挨拶。
今回ご参加のみなさんは「ステップ」と呼ばれるクラスのメンバー。
「基本的なことは、身についているはずですね!」
と、プレッシャーがかかります。
ここで言う「基本」とは、江別ハイヤーが掲げている
3つの約束
と呼ばれる行動基準のこと。
●挨拶+自己紹介(名乗り)
●行先(ルート)確認
●ドアサービス(迎車時・降車時)
この3つが「身についている」はず、というクラスです。
弘絵さんからの前回研修のおさらいのあと〜
勝負おじぎ(分離礼)でウォーミングアップ。
●
協力会社のTさん。
撮影も担当してくださっております。
持ち時間は全体で約8分、といったところでしょうか。
乗車後、5分経過したところで弘絵さんから「はい、到着〜」の声がかかります。
「教えたこと、ちゃんとやってるのぉ〜???」な、お顔?
今回の劇団S.PLANETは「伝説の大女優」と「期待の新星」、
そしてY。
この、お客様ふたりってのは、なかなかです。
「次は俺の番かよ〜」的な。
自分の番以外には、フィードバックシートに、
チームメイトそれぞれのようすを観察し、記入します。
ドアサービスの基本動作。
この方は正解の動きでしたが、
「なんでそうなるの???」という方も、ちらほら。
●
たたかい済んで、日が暮れて。
ひとりひとりのようすを見てみます。
今回のみなさんは、ほぼ実車テスト初体験!
そのせいでしょうか?
Yがこれまで経験した「舞台」の中で、いちばんのアタフタ率の高さ。
指や声が震えている方も多く、
シミュレーションの勝手がわからず、
カメラが回っているのに、そばで見ている萩原部長や弘絵さんに助けを求める方も。
本番ではないからか、名乗りを何度もやりなおしてみたり、
運転中という設定なのに、後ろを振り返ったまま会話をしてみたり。
江別ハイヤーの石垣社長が、しめのご挨拶をしてくださいます。
本当に毎回頭が下がる思いです。
社員の研修に毎回、途中で抜けることなくお付き合いくださるのです。
Yは弘絵さんにくっついてオープン・クローズド合わせて、
あるいは、別の「流れ先」で「スタッフ研修」を見ることが多いのですが、
社長職にある方が、研修にずっと一緒にいてくださり、
実践的なアドバイスをされるって、なかなかないです。ホント。
それでも、理想論ではなく、
「3つの約束」がもたらす効果や行う意義について、
Yにもわかりやすいことばで解説してくださり、
スタッフのみなさんを応援してくださるようすは、
本当に「S.PLANETのお客さま」として、ありがたいことだなあ、と、
しみじみ思うのでした。
今回、あらためてYは「訓練」の強さ、あるいは弱さ、を見た気がしました。
「3つの約束」の実践は、実は決して難しいことではありません。
ごはんのとき「いただきます」「ごちそうさまでした」を、
きちんと手を合わせて言いましょう、くらいのレベルのお話です。
もちろん、これまでの「タクシーサービス」という文化や、
ルート確認時の道路状況の把握、
ドアサービスと道路交通法との関連など、
やや難しく感じられる要素はなきにしもあらずですが、
基本は「いただきます」「ごちそうさま」の延長線上にあるもの。
ひとりで定食やさんに行こうが、
ステキなフレンチレストランに行こうが、
身についている人は、無意識に行うことです。
さらにはTPOに合わせて、なんて技が繰り出されるわけですが、
ベースにある「魂」「核」のようなものは同じ。
だが、できぬ!
これは「訓練」の量によるものなのですね。
無意識の動きにしてしまうまでの訓練が苦痛で、
やらないでいたり、頭(理屈)重視で身体をおろそかにすると、
途端にハードルが上がる、ということなのです。
それでも今回参加されたドライバーのみなさんは、
しょんぼりのため息の中に「どうすればいいか」という
疑問のともしびのようなものが見られました。
次回、どの段階でお会いすることになるのかな。
Yはとっても楽しみなのです。
みなさま、お疲れさまでございました。