見事な「うれしい裏切り」を見せてくださった五十嵐いおり先生が再び登場!
今回は「朗読」ということもあり、さらに深い味わいのある講座になりました。
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受講されたみなさんの声をご紹介しますね。
何度も読み返すと、同じ話でも感じ方が違うし、
人の読み方でも感じ方が全然違いますね。
普段の話し方も人に伝えるということを意識したいと思います。
「お腹から出す声」「のどから出す声」の違い。
普段から腹式呼吸を意識したいと思いました。
前回も翌日から実践しましたが、
また今日も、明日から実践したいことがたくさんありました。
説得力のある話し方に変化する瞬間を聞き、ゾクゾクしました。
またぜひ教えていただきたいです。ありがとうございました。
やさしく話すことを心がけていたが、
もっと強く話した方が良いとの指導が目からウロコでした。
自分がささやくように話している自覚がまったくなかった。
とても引き込まれ、集中した、あっという間の2時間半でした。
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写真を撮りましたが、ほぼ、こんな感じです。
それでも、休憩なしの熱い2時間30分!
おまけに感動の涙が止まらなくなる人まで登場!
Yもこの講座は、ぜひ多くの方に受講していただきたい、と、
心底思いましたし、Y自身、レポーターではなく、
受講生として参加してみたいなあと思った次第です。
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まず、自己紹介。
実はこれ、いおり先生、すっごく深く聴いていらっしゃるのです。
ちょっとの雑談から、その人の発声のクセのようなものをつかんでいます。
でも、ちっともそんなことを感じさせない、ほんわかヒアリングモード。
続いて「朗読」って何? というお話し。
学生の頃、先生にあてられて教科書を読んだこと、ありましたよね?
あれは「音読」。
朗読の究極の目標は「話す」こと。
聴いてくれる誰かに届くように、
まるで話しているかのように読むことなんですって。
そのためには、たくさんのテクニックを身に着けていく。
一種の「芸術」です。
芸術だから、初心者でもコロを込めて、原則的なテクニックを用いれば、
「声」「話し方」という作品ができあがりますが、
何しろ芸術なもので「ゴール」というものがない。
ここまでできた、という先に、新たに課題が生まれてくる。
Yはおけいこごとでバレエを習っておりますが、
多くのバレリーナが語ることと、まったく同じです。
いおり先生自身、朗読のテクニックを長い間、
師匠につきながら磨いているうち、ふと、思ったんですって。
「朗読のテクニックの修正は、話し方を修正することにつながる」って。
ここから、前回も行った「呼吸」「アクセント」「イントネーション」、
そして「1音目に息を当てる」「音を粒だてる」という訓練を行います。
写真で見ると、ふむふむしている感じですが、
けっこうな運動量です。
今回はこの方も、参加。熱心です。
弘絵さんも「話す」ということのプロフェッショナルであります。
CA時代に厳しい訓練を受けている方でもありますが、
「最新の話し方テクニック」に、驚いていましたよ。
「え〜、そんな風に習いませんでした! けど、そうですよね〜」
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フィジカルワークのあとは、いよいよ「イメージ」、
「朗読」という芸術作業に入ります。
朗読で大切なのは「聴覚からビジュアルを想像させる」ということ。
そのために必要な要素、具体的にどう読み込んでいくのか、
いおり先生から細かなアドバイスをいただき、みんなでトライしていきます。
で、実際にやってみると、
ホント、朗読って「話す」ことなんだなって、みなさん納得!
「自然」に「読む」って、難しいんです。
みなさん、いおり先生にていねいなフィードバックをいただきながら、
手元の小説の一節や、詩を、しみじみと味わっていらっしゃいました。
泣いちゃったりもしてね。
こういう涙はステキです。
「声」には、
普段の私たちには想像もできない「癒すチカラ」があるんだなあ、
磨けば光る最強のコミュニケーションツールだなあって思ったYです。
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最近、あちらこちらで「いや〜、ボキャブラリーが乏しくて」
というお悩みをうかがいます。
ボキャブラリーを増やすためにどうしたらいいのか、
Yもいろいろアイデアをひねっているのですが、
「朗読」は、とてもいい方法のひとつだな、と思います。
ちょっと話はそれますが、
「文章が下手で」「長文が難しくて」というご相談も受けますが、
自分が書いた文章を「音読」してみるのもよいです。
音読を超えて、朗読の域まで耐えうる文章は、
文字にしたとき、美しい文章になってます。
それと、この講座、
実にフィジカルとメンタルの面で「癒し」の効果があります。
日程は未定ですが、また開講できる予定ですので、
今回受講できなかった方、興味を持たれた方、
もうちょっと待っててくださいね。
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