12月のあたま。
日本通運株式会社札幌支店で開催された管理者研修におじゃましました。
「女性社員を部下に持つ管理者研修」と題されたこの研修。の、続きです。
あまりに濃密な時間だったので、
もしかすると年をまたぐかもしれませんが、よろしくお付き合いくださいませ。
ちょっと休憩してからの〜。
劇団S.PLANETの看板女優さん、Sちゃん〜♪
このほか、4名の主役級女優さんが登場してくださいました(Yを除く)。
ちょっと座学のおさらいをしてからの〜。
出た!
S.PLANET研修名物!
スマイル攻撃!
Yの印象ですと、今回は少しゆるめでした。
お客さまと直接接することを学ぶ研修だと、本当に「爆撃」レベルですからね。
それでも、みなさん、時間を終えると、ぐったりされていましたよ。
中には「爽快な汗」をかかれている方も。
これ、ご家庭でも練習されるとよいかもしれませんね。
表情筋って、本当に使わないと衰えますから。
逆に、鍛えると、お顔の若々しさを保つことができます。
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おまっとさんでした! ここからです……。
「では、実際に女性部下の相談にのってみましょう〜」とゆーことで、
まずはワタクシ、Yをホワイトボードの前に座らせます。
そして、ふてくされたYがボヤきます。
「人から頼みごとをされるのは、気が重い」
このひとことに、どう返事をするか、という練習です。
一応、「瀬川さん(仮)」が、
事務員Yに「自分の仕事を期限が間に合うのに押し付けてくる」という想定です。
みなさん、優しくお返事してくださいます。
「間に合うのなら、断ればいいじゃないのかい?」
「それだけ見込まれているのなら、素晴らしいじゃないか」
「それは、どうしてかな?」
ね? 優しいでしょ?
いい上司のみなさんじゃないですか? そう思いません?
ところがです……。
遅れてきた天才新人女優Y、リアルな演技が信条です。
みなさんの応対に、だんだん腹が立ってきたのです!
この時点では、どうしてかわかりません。
でも、何だか、少なくとも、いい気分ではありません。
快・不快で言うなら、明らかに「不快」なのです。
その不快さは、参加者のみなさんにも伝わっていますし、
見学の女優さんたちにも伝わっていますし、当然のことながら、瀬川先生にも伝わっています。
この時点では「Yさんの仕込み」だと感じている方も多くいます。
「わがままキャラを演じている」と思っていらっしゃる方もいるのです。
正直に言います。
マジ、腹立ちました!
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私、どうしちゃったんだろう? 不思議だなーと思いつつ、取材続行です。
劇団S.PLANETの女優陣が登場して、いよいよ本番です。
この女優さんたち、女優ですが、刺客ですからね。
「固唾をのんで見守る」というのは、こういうことさ。
このシュミレーションを参加者全員が行いました。
そして、進んでいくうちに、会場の空気が重くなっていくのが感じられました。
みなさん、わかってきたのです。
心理学の知識がある人たち(女優4人と、大女優ひとり)は、
想定内だったようで、出番が終わればリラックスして仲間の演技を眺めています。
ですが、研修者のみなさんとYは、どんどん呼吸が浅く、息苦しくなってきました。
みんなが、みんな、同じパターンで、
「絶望という名のゴール」まっしぐら、だったからです。
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つづく、です!